皆様 7月27日(土)の研究会の報告です。参加者は4名でした。
〇最初の話し合いに長く時間を取ったため、「かぼちゃの名詞文」の話し合いを行う時間がありませんでした。従いまして、「かぼちゃの名詞文」は、次回の研究会の時に必ず話し合うこととしました。
〇本日話し合ったのは、「助詞の省略」と「ハンナ アーレントの著作」についてでした。
・「これ、いくら?」と「これはいくら?」のどちらを普段の生活で使うかの意見交換。
・「助詞を省略するということは、目の前の相手をまるでいないかのごとくにみなすということである」という田原先生の説明についての意見交換。
・意見として、「助詞を省略するということは、相手に正しく伝えるということを意識しておらす、自分の言いたいことを言えばいいということである」が出ました。
・「ハンナ アーレントの著作」として、今日の研究会では、「人間の条件」「全体主義の起源」「アウグスティヌスの愛の概念」が挙げられ、それぞれが思うところを述べました。
・ハンナ アーレントを取り上げた「哲学サロン」に参加した時の体験談が、参加者の一人から、報告されました。
ニューズレター997号についての話し合い。
・「この『丸写しの記憶の仕方』を行う人の弊害は、言葉の『意味』を『そういうものは存在しない』と認識していることです」という文言についての意見交換を行いました。
・上記の文言に関係して、「言葉の意味を記憶して、辞書の通りに言えたら、それでいいのか」という意見が出ました。
・親が子供に、「言葉の意味が分からなかったら辞書で調べなさい。」と言ったら、それでいいのかという意見が出ました。
次回使用するニューズレターの号数は近日中にスカイプにアップされる予定です。確認ですが、次回の研究会では「かぼちゃの名詞文」についての話し合いを最優先とします。
青山恒久