皆様 8月24日(土)の研究会の報告です。参加者は、途中退出の方も含めて5名でした。
最初に、研究会の日時変更について、参加者の方々に、それぞれのお考えを、スカイプにチャットしていただくことで、了解を得ました。
〇「かぼちゃ」の名詞文について
「かぼちゃ」の名詞文は、2名より提出があり、以下の通りです。
「かぼちゃ」というもの
形 丸さ 楕円形
型 分厚さ 楕円体型
側面が膨らんでいる楕円体の果菜。縦に溝が入った皮に覆われており、果肉は黄色で甘味がある。種や皮も食用となる。
「かぼちゃ」ということ
果肉に甘味のある楕円体の果菜で食用に適する。種も食用となり栽培しやすい。果実は各種ビタミン、ミネラル、種は炭水化物、脂肪等を含有する。
「かぼちゃ」の名詞文
楕円体の甘味のある果菜。縦に溝の入った皮に覆われているものが多い。種も食用となり栽培しやすい。果実は各種ビタミン、ミネラル等の栄養素を含有し、夏から秋にかけて食卓に供される。
<かぼちゃというもの>
形 硬さ 楕円形または方形
型 安定性 ラグビー球型または直方型
20センチほどの大きさの、持ち上げると
やや重みを感じる実野菜である。
表面は、硬い皮で覆われており、濃い緑色をしていることが多い。
丸みを帯びているか、やや角ばった形をしている。中は濃い黄色である。
<かぼちゃということ>
かぼちゃは野菜である。その皮は厚く、調理に骨が折れるが
料理には皮をむく、あるいは皮つきのまま、煮物、蒸し物、また焼いたり
中の黄色い部分を加熱後柔らかくつぶして料理、菓子に用いられる。
<かぼちゃの名詞文>
20センチほどの大きさの濃い緑色をした硬い皮に覆われた
持ち上げるとやや重みを感じる実野菜である。
丸みを帯びているか、やや角ばった形をしている。
料理には、その硬い皮をむいて、あるいは皮付きのまま
煮物や焼き物、または主に中の黄色い部分を加熱後に柔らかくつぶして
料理や菓子に用いられる。
上の二つの名詞文について話し合いを行いました。「形」「型」とは何か、なぜ「大根」の名詞文の、「長さ」「円形」・「太さ」「円柱型」のように、それぞれ二つの項目を述べなければならないのか、「もの」の名詞文と「こと」の名詞文は、何がどう違うのか等々が話し合われました。
次回の名詞文の題目は「犬」です。
〇次回のニューズレターの号数は、おってスカイプにアップされる予定です。
青山恒久