6月28日(土)の研究会の報告です。
本日の研究会の参加者は2名でした。本日は、参加者作成の、「昆布]の名詞文について、話し合いを行いました。
2名の名詞文は、以下の通りです。
昆布の名詞文
<昆布というもの>
形 長細さ 長方形
型 平たさ 直方体型
寒冷地の沿岸に生育する海藻。海面に向かって伸び、長細く平たい。古来より、日本では、食用されている。
<昆布ということ>
出汁として調理に使われたり、昆布巻き等として食用される。乾燥させると表面のぬめりが取れ、長期の保存が可能である。光合成を行い、二酸化炭素を吸収して酸素を発生させ、藻場を形成する。食物繊維、ヨウ素など、生命体のエネルギー源となる各種栄養素を含有する。
<昆布の名詞文>
寒冷地の沿岸に生育する海藻。海面に向かって伸び、長細く平たい。出汁として調理に使われたり、昆布巻き等として食用される。光合成を行い、二酸化炭素を吸収して酸素を発生させ、藻場を形成する。食物繊維、ヨウ素などの栄養素を含有し、乾燥させれば長期保存が可能である。
「昆布」の名詞文 形 平たさ 帯形 型 硬性 帯型
「昆布」というもの 海藻の一種。コンブ科のうち暗褐色の葉片、茎、根の三部を持つ大型の多年生体。 葉片は一枚の細長、肉厚の帯状葉でその中央を中帯が縦走し、下方は円柱状の茎部に続く
「昆布」ということ 主に食用となり、だし汁を取ったり煮物(主に佃煮)や炒め物にされる。また、ヨードの成分を取り出すのに利用される。
昆布の名詞文
海藻の一種でコンブ科のうち暗褐色の葉片、茎、根の三部を持つ大型の多年生体。葉片は一枚の細長、肉厚の帯状葉でその中央を中退が縦走し、下方は円柱状の茎部につづく 主に食用となり、佃煮や炒め物にされる。また、ヨードの成分を取り出すのに利用される。
話し合いの中では、2.5次元(形)と3次元(型)とはどういうものであるのかについて、時間を割いて話し合いました。
本日(2/28)のチャット欄に、参加者の方が、「脳のしくみとはたらき:神経心理学からさぐる脳と心」を紹介してくれています。この本の中で、
p193、p194、p195の「視覚」の説明の中に「2.5次元」という言葉が、また、p194とp195に「三次元(表象)」という言葉が出てきます。
参考になさって下さい。
次回は、7月12日(土)4:30pmからで、名詞文の題目は、「時計」です。
青山恒久
※脳のしくみとはたらき: 神経心理学からさぐる脳と心 (ブルーバックス 1156) 新書 – 1997/2/1