谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
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谷川うさ子
2016/10/28(金)15:49
修正済み
例えば同社の「家庭ミステリー」11月号の特集は、「40歳からつまづく女たち」(不動産屋に不良物件を押し付けられた女、マルチ商法にハマってお金をどんどん吸い上げられてとうとう一文無しになった貧困主婦)の悲惨な生活がくわしいストーリーで描かれている。
●虐待、DV、貧困、リストカットのストーリーが支持されている
別の特集の「ストーリーな女たち」では、児童虐待が主なテーマになっている。
「ゴミだらけのアパートに閉じ込められて育った少女」「父親のDVで母親を喪い、リストカットをくりかえしている少女の話」など思わず目を覆いたくなるようなすさまじい悲惨な話がテンコ盛りで紹介されている。
他者のレディースコミック誌も傾向は同じで、悲惨な女・不幸な女の記事ふうコミックのストーリーがテーマになっている。
レディースコミック誌の全体の半分が女の不幸、女の悲惨(貧困、虐待、高学歴女子の貧困連鎖の結果うつ病になって壊れてしまったなど)の話題だという。
なぜ、日本の女性はこうした悲惨な女、不幸の極みで壊れていく女の話に関心をもち、惹かれるのか?
明大講師・関修(心理学)の話。
「自分が虐待や貧困の主人公というのは稀でしょう。主婦の多くが子育てや家計に漠然とした不安を抱えています。より悲惨で息の詰まるような不幸な女の物語を読むことで、自分はまだマシ!!と安心したいのではないでしょうか」。
●日本人の心・精神の病気は、現実を壊す行動に変わっている
日本人の心身の病気は、かつては「人の目が怖い」とか「人と話すと震える」「人から見られるのが怖い」といったことでした。現代は、こういう心身の病気を困っているから治そうという人はいません。
「人の目が怖い」「人が自分をバカにしている、ウワサをしている」という症状を気にして悩むという病気がすっかり無くなったというのではありません。そうではなくてもっと病気が重くなり、症状が進んでいるのです。
その病気の症状の例が、レディースコミック誌のテーマになっている「貧困」「虐待」「リストカット」「高学歴女子の貧困の連鎖」(長時間労働、転職、収入減、介護業界に就職、さらに収入減となり風俗を兼業して精神が破綻するという連鎖)といった現実です。
レディースコミック誌を買って読む女性は、こういう不幸話、悲惨話の当事者ではなくても、「自分もいずれはこうなる」という言語障害を抱えています。
●レディースコミック誌もスマホもパソコン、デバイスも同じ病気の生成の役割を果している
レディースコミック誌もスマホのアプリも、デバイスのマンガも、パソコンのゲームも「見る」ということで「行動が完結すること」において同じです。
人間の脳は、「言語野」と「知覚(目、耳の)の感覚」をあらわす『実像』(右脳)で成り立っています。
レディースコミックもスマホのアプリもパソコンのネット検索も、デバイスのディスプレーの漫画も、これらはぜんぶ『実像』(右脳)という部位で「見たもの」を表象させています。
これまでは、現実の人間関係とか仕事、知的な勉強といったものを目で見る、耳で聞くときにはこの『実像』に表象していました。「現実のものごと」が知覚されて表象していました。ここで、自分のもっている日本語(和語)の言語障害が表象したのです。
それが「人の目が気になる」とか「人と話すと手が震える、声が震える」といった症状だったのです。これらの症状は、「強迫」というイメージです。この「強迫」をカウンセリングで改善しえた人が社会の中でも成功しました。
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例えば同社の「家庭ミステリー」11月号の特集は、「40歳からつまづく女たち」(不動産屋に不良物件を押し付けられた女、マルチ商法にハマってお金をどんどん吸い上げられてとうとう一文無しになった貧困主婦)の悲惨な生活がくわしいストーリーで描かれている。 ●虐待、DV、貧困、リストカットのストーリーが支持されている 別の特集の「ストーリーな女たち」では、児童虐待が主なテーマになっている。 「ゴミだらけのアパートに閉じ込められて育った少女」「父親のDVで母親を喪い、リストカットをくりかえしている少女の話」など思わず目を覆いたくなるようなすさまじい悲惨な話がテンコ盛りで紹介されている。 他者のレディースコミック誌も傾向は同じで、悲惨な女・不幸な女の記事ふうコミックのストーリーがテーマになっている。 レディースコミック誌の全体の半分が女の不幸、女の悲惨(貧困、虐待、高学歴女子の貧困連鎖の結果うつ病になって壊れてしまったなど)の話題だという。 なぜ、日本の女性はこうした悲惨な女、不幸の極みで壊れていく女の話に関心をもち、惹かれるのか? 明大講師・関修(心理学)の話。 「自分が虐待や貧困の主人公というのは稀でしょう。主婦の多くが子育てや家計に漠然とした不安を抱えています。より悲惨で息の詰まるような不幸な女の物語を読むことで、自分はまだマシ!!と安心したいのではないでしょうか」。 ●日本人の心・精神の病気は、現実を壊す行動に変わっている 日本人の心身の病気は、かつては「人の目が怖い」とか「人と話すと震える」「人から見られるのが怖い」といったことでした。現代は、こういう心身の病気を困っているから治そうという人はいません。 「人の目が怖い」「人が自分をバカにしている、ウワサをしている」という症状を気にして悩むという病気がすっかり無くなったというのではありません。そうではなくてもっと病気が重くなり、症状が進んでいるのです。 その病気の症状の例が、レディースコミック誌のテーマになっている「貧困」「虐待」「リストカット」「高学歴女子の貧困の連鎖」(長時間労働、転職、収入減、介護業界に就職、さらに収入減となり風俗を兼業して精神が破綻するという連鎖)といった現実です。 レディースコミック誌を買って読む女性は、こういう不幸話、悲惨話の当事者ではなくても、「自分もいずれはこうなる」という言語障害を抱えています。 ●レディースコミック誌もスマホもパソコン、デバイスも同じ病気の生成の役割を果している レディースコミック誌もスマホのアプリも、デバイスのマンガも、パソコンのゲームも「見る」ということで「行動が完結すること」において同じです。 人間の脳は、「言語野」と「知覚(目、耳の)の感覚」をあらわす『実像』(右脳)で成り立っています。 レディースコミックもスマホのアプリもパソコンのネット検索も、デバイスのディスプレーの漫画も、これらはぜんぶ『実像』(右脳)という部位で「見たもの」を表象させています。 これまでは、現実の人間関係とか仕事、知的な勉強といったものを目で見る、耳で聞くときにはこの『実像』に表象していました。「現実のものごと」が知覚されて表象していました。ここで、自分のもっている日本語(和語)の言語障害が表象したのです。 それが「人の目が気になる」とか「人と話すと手が震える、声が震える」といった症状だったのです。これらの症状は、「強迫」というイメージです。この「強迫」をカウンセリングで改善しえた人が社会の中でも成功しました。
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