谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
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谷川うさ子
2017/02/07(火)16:45
修正時間切れ
日本人の使う日本語(和語・ひらがなの言葉)は「動詞文」の「動詞」しか憶えません。「動詞」といってもすぐには何のことか分からない人も多いと思われます。
かんたんにいうと「ある」「できる」「いる」「なる」「する」などの言葉が日本語(ひらがなの言葉)の動詞の言葉の基本型です。「見る」「聞く」「思う」「行く」「来る」などが動詞の言葉の例です。
この日本語(和語)の動詞の言葉は「欲の脳」の「視床下部」の「欲」がつくり出します。
脳の言語野でいうと「ブローカー言語野・3分の1・X経路支配・時間性の言語領域)で学習して記憶します。そしてしゃべったり、書いたり、メールに入力します。
パソコン、スマホ、ケータイでアプリとかネット情報は「動詞文」の「動詞」の言葉だけを画面(ディスプレー)に表示させて、「これはよく分かる。おもしろい。なんだ、世の中の人は、こういうことを思い、こういうことをやっているのか」と、グラビア雑誌か、写真報道のニュース雑誌を無料で眺めるように見て、自分の知識や欲を充実させ、娯楽の時間消費で満ち足りています。
●日本語は、訓読みをつくり、音読みに憑依してきた
このような日本人の使う日本語(和語・ひらがなの言葉)は、脳の言語野を見ると、左脳・右脳ともに「ブローカー言語野・3分の1・X経路支配・副交感神経支配・時間性の言語領域」だけでおこなわれています。これが日本人の心・精神の病気の精神分裂病を生み出す原因と理由になっています。
◎例
「花はなんと読みますか?」
「はな」です。
「はな(花)の意味は何でしょうか?」
「きれい、勢いがある、盛り、色とりどりで見た目に美しいもの、です」
これは日本語(和語)の「訓読み」とその意味の例です。
この「はな」(花)は日本語(和語)の「動詞」の言葉がつくり出したものです。「品詞の転成」といいます。「動詞」の発音がi(イ)と言えば「名詞」、u(ウ)と発声すると動詞の言葉になるというように、作為的に言葉とその意味を製造するのが「品詞の転成」です。このことは大野晋(国語学者)が『古典文法質問箱』(角川ソフィア文庫)でくわしく説明しています。
「花」の例でいうと「はな」(花)は「品詞の転成」がつくった「偽(ぎ)の名詞」です。
社会や国、政治、人間関係、家、家族関係を形づくっているのは「概念としての名詞」です。「花」(カ・音読み)とその字義・語義(言葉の意味)です。
いつの時代も、どの社会も、日本人の現実は「漢字・漢語の音読みの名詞」(概念としての名詞)です。
「花」(カ)を「花」(はな)と読む訓読みは「動詞の言葉」で「偽(ぎ)の名詞」をつくったと理解しましょう。
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日本人の使う日本語(和語・ひらがなの言葉)は「動詞文」の「動詞」しか憶えません。「動詞」といってもすぐには何のことか分からない人も多いと思われます。 かんたんにいうと「ある」「できる」「いる」「なる」「する」などの言葉が日本語(ひらがなの言葉)の動詞の言葉の基本型です。「見る」「聞く」「思う」「行く」「来る」などが動詞の言葉の例です。 この日本語(和語)の動詞の言葉は「欲の脳」の「視床下部」の「欲」がつくり出します。 脳の言語野でいうと「ブローカー言語野・3分の1・X経路支配・時間性の言語領域)で学習して記憶します。そしてしゃべったり、書いたり、メールに入力します。 パソコン、スマホ、ケータイでアプリとかネット情報は「動詞文」の「動詞」の言葉だけを画面(ディスプレー)に表示させて、「これはよく分かる。おもしろい。なんだ、世の中の人は、こういうことを思い、こういうことをやっているのか」と、グラビア雑誌か、写真報道のニュース雑誌を無料で眺めるように見て、自分の知識や欲を充実させ、娯楽の時間消費で満ち足りています。 ●日本語は、訓読みをつくり、音読みに憑依してきた このような日本人の使う日本語(和語・ひらがなの言葉)は、脳の言語野を見ると、左脳・右脳ともに「ブローカー言語野・3分の1・X経路支配・副交感神経支配・時間性の言語領域」だけでおこなわれています。これが日本人の心・精神の病気の精神分裂病を生み出す原因と理由になっています。 ◎例 「花はなんと読みますか?」 「はな」です。 「はな(花)の意味は何でしょうか?」 「きれい、勢いがある、盛り、色とりどりで見た目に美しいもの、です」 これは日本語(和語)の「訓読み」とその意味の例です。 この「はな」(花)は日本語(和語)の「動詞」の言葉がつくり出したものです。「品詞の転成」といいます。「動詞」の発音がi(イ)と言えば「名詞」、u(ウ)と発声すると動詞の言葉になるというように、作為的に言葉とその意味を製造するのが「品詞の転成」です。このことは大野晋(国語学者)が『古典文法質問箱』(角川ソフィア文庫)でくわしく説明しています。 「花」の例でいうと「はな」(花)は「品詞の転成」がつくった「偽(ぎ)の名詞」です。 社会や国、政治、人間関係、家、家族関係を形づくっているのは「概念としての名詞」です。「花」(カ・音読み)とその字義・語義(言葉の意味)です。 いつの時代も、どの社会も、日本人の現実は「漢字・漢語の音読みの名詞」(概念としての名詞)です。 「花」(カ)を「花」(はな)と読む訓読みは「動詞の言葉」で「偽(ぎ)の名詞」をつくったと理解しましょう。
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