谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
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谷川うさ子
2018/02/28(水)14:16
修正時間切れ
●スマホ、パソコンの画面は「見た者を石に変える魔女」の一撃
スマホ、パソコンの画面を誰もが見るようになった今のテクノロジー時代と社会では、この倉本聰と母親のような人はいなくなっている。
ギリシャ神話に「メドウサ」という魔女の話がある。メドウサの姿を見た者は、必ず石に変わるという説話だ。「ナルニアの国物語」にも「石に変えられる話」がある。
スマホ、パソコンの「画面」を見る者は「石」ではなく「痴呆症」に変えられるのだ。
これを「魔女の最後の一撃」というのだ。
魔女から石に変えられた人間と、スマホ、パソコンの画面を見て痴呆症に変わった人間と共通していることがある。
ドラッグなどの麻薬や、明けても暮れても酒を飲むアルコール依存症者とは違って、「暴れる」「叫ぶ」「暴力をふるう」といったことはよほどのことがないと言動に現れることはない。
ただ、じっと画面を見つづけるだけである。
ジョン・ロック(イギリスの哲学者)は、これを「凝固」(ぎょうこ)といっている。
「静止」から「凝固」に移行している。
「ゲーム依存」「ネット依存」の子どもを持つ「母親、父親」は、倉本聰とその母親とはえらい違いだ。じっと「凝固」して動かない、脳の中の外側核の交感神経だけは過剰に動くので「食欲」だけはある。しかも「うまいもの」だけはよく分かるので、「あれはうまい」「これはおいしい」という。言葉だけは副交感神経の中枢の「聴覚」とともにどんどんしゃべる。だから、奇妙に肥え太り、まるまるとして健康そうに見えるのだ。
●「目で見る」の脳の働き方のメカニズムを考える
ポルソナーレだけが世界でも唯一、解明したことをいうと、そもそも「目で見る」という脳の働きのしくみは、「視覚」と「聴覚」で形づくられている。
誰も考えもつかないことをいうと、脳の中の視覚神経の中では「聴覚」も「見る」のだ。
「X経路」という。
視覚神経は、「アルファ細胞」と「ベータ細胞」でつくられている。目の働きは、交感神経が「行動」で動き、副交感神経は「静止」で働く。
これは、ヘーゲルのいうように、弁証法とか帰納とか、演繹も、交感神経の「行動」(ジョン・ロックによる)が「ゲシュタルト形態」の「類似」「延長」という働きのとおりに、脳の中の「像」を動かすことを可能にするのである。
スマホ、パソコンの「画面」という「電気ピカピカ、場末の歓楽街の色とりどり」を見ている人間は、脳の中の像は「聴覚」のつくる幻聴と幻覚の像であるので、「思考」というものは全く無い。
「何が推移律か?、何が、帰納か?」というわけだ。「事実?なにそれ」という言葉しか言わない。
これは、精神分裂病や躁うつ病よりももっと悲惨な状態だ。
倉本聰は、母親の言葉の「わたし、ほんとに生きていていいの?」にショックを受けたというが、スマホ、パソコン、デバイスの画面を見る依存症者には、「生きていいの?」の言葉をつくる躁から鬱へと変わる現実との葛藤がない、即ち、「モラル」が無いので、「ショックを受ける」という同情の余地も消える。
●「思考」という心の琴線が残っている人はまだいるのか?
世界広しといえども、ポルソナーレだけが、テクノロジー大企業を向こうに回して、「人間の側の問題はどうなる?」と発言しているが、少しは、心の琴線が残っていて、響きを感じるという人はポルソナーレの現ゼミ生の皆様以外に、まだ、ひとりくらいはいるのか?
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●スマホ、パソコンの画面は「見た者を石に変える魔女」の一撃 スマホ、パソコンの画面を誰もが見るようになった今のテクノロジー時代と社会では、この倉本聰と母親のような人はいなくなっている。 ギリシャ神話に「メドウサ」という魔女の話がある。メドウサの姿を見た者は、必ず石に変わるという説話だ。「ナルニアの国物語」にも「石に変えられる話」がある。 スマホ、パソコンの「画面」を見る者は「石」ではなく「痴呆症」に変えられるのだ。 これを「魔女の最後の一撃」というのだ。 魔女から石に変えられた人間と、スマホ、パソコンの画面を見て痴呆症に変わった人間と共通していることがある。 ドラッグなどの麻薬や、明けても暮れても酒を飲むアルコール依存症者とは違って、「暴れる」「叫ぶ」「暴力をふるう」といったことはよほどのことがないと言動に現れることはない。 ただ、じっと画面を見つづけるだけである。 ジョン・ロック(イギリスの哲学者)は、これを「凝固」(ぎょうこ)といっている。 「静止」から「凝固」に移行している。 「ゲーム依存」「ネット依存」の子どもを持つ「母親、父親」は、倉本聰とその母親とはえらい違いだ。じっと「凝固」して動かない、脳の中の外側核の交感神経だけは過剰に動くので「食欲」だけはある。しかも「うまいもの」だけはよく分かるので、「あれはうまい」「これはおいしい」という。言葉だけは副交感神経の中枢の「聴覚」とともにどんどんしゃべる。だから、奇妙に肥え太り、まるまるとして健康そうに見えるのだ。 ●「目で見る」の脳の働き方のメカニズムを考える ポルソナーレだけが世界でも唯一、解明したことをいうと、そもそも「目で見る」という脳の働きのしくみは、「視覚」と「聴覚」で形づくられている。 誰も考えもつかないことをいうと、脳の中の視覚神経の中では「聴覚」も「見る」のだ。 「X経路」という。 視覚神経は、「アルファ細胞」と「ベータ細胞」でつくられている。目の働きは、交感神経が「行動」で動き、副交感神経は「静止」で働く。 これは、ヘーゲルのいうように、弁証法とか帰納とか、演繹も、交感神経の「行動」(ジョン・ロックによる)が「ゲシュタルト形態」の「類似」「延長」という働きのとおりに、脳の中の「像」を動かすことを可能にするのである。 スマホ、パソコンの「画面」という「電気ピカピカ、場末の歓楽街の色とりどり」を見ている人間は、脳の中の像は「聴覚」のつくる幻聴と幻覚の像であるので、「思考」というものは全く無い。 「何が推移律か?、何が、帰納か?」というわけだ。「事実?なにそれ」という言葉しか言わない。 これは、精神分裂病や躁うつ病よりももっと悲惨な状態だ。 倉本聰は、母親の言葉の「わたし、ほんとに生きていていいの?」にショックを受けたというが、スマホ、パソコン、デバイスの画面を見る依存症者には、「生きていいの?」の言葉をつくる躁から鬱へと変わる現実との葛藤がない、即ち、「モラル」が無いので、「ショックを受ける」という同情の余地も消える。 ●「思考」という心の琴線が残っている人はまだいるのか? 世界広しといえども、ポルソナーレだけが、テクノロジー大企業を向こうに回して、「人間の側の問題はどうなる?」と発言しているが、少しは、心の琴線が残っていて、響きを感じるという人はポルソナーレの現ゼミ生の皆様以外に、まだ、ひとりくらいはいるのか?
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