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日本人の認知症 (痴呆症)は、600 万人から800万人と いう高水準で 起こっている。 多くの日本人は、 痴呆症は高齢者の もので、若い自分には まだまだ関係は ないと思っている。 それは、果して どうかな?と ポルソナーレは、日本人の 認知症(痴呆症)の つくられ方を レクチュアする。
●日本人みんなの痴呆症(認知症)
宮里好一(沖縄リハビリテーション病院長、当時)の説明する「痴呆」とは、大きく分けて二つのカテゴリーに分けられると説明しています。 一つは、脳の細胞が変性して異常な言葉や行動をつくる、というものです。 アルツハイマー型痴呆、レビー小体病による痴呆、パーキンソン病による痴呆などです。 もう一つは、脳血管に障害が起こって痴呆がつくられる、というものです。脳細胞が死滅して、死滅した細胞部位の脳の働きが止まり、言葉か、行動に異常が起こるというものです。 宮里好一は、『痴呆の基礎知識』(星和書店)で痴呆は、「初期」「中期」「末期」の三つの道のりをたどるといっています。 「認知症状」と診断されてから8年から13年間くらいをかけて「初期」から「中期」までの日々を過すといいます。 「初期」「中期」「末期」ごとに特有の言葉と行動の病理症状があらわれます。 痴呆症は、おおむね治ることはないので、周りの人は発生した人の異常行動に合わせて付き合うよりしかたがないというのが宮里好一の臨床の所見です。 「痴呆症」の「初期」の段階では、宮里好一はMRIの画像写真を示して「食生活を改善して、散歩などで脳の血流を改善してください」とコメントを書いています。 このことは何を意味するのかというと、人間の痴呆症(認知症)は、「血流障害」がつくり出すということです。
●日本人の認知症(痴呆症)は脳の中の血流障害が原因
では、とりわけ日本人の痴呆症(認知症)はどのように血流障害をつくり出すのか?というと、それを正しく説明するのが、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミです。
日本人の使う日本語(ヤマトコトバ)は、動詞文です。 脳の言語野でいうとブローカー言語野(時間性の領域)(副交感神経支配)(ブローカー・3分の1、およびウェルニッケ言語野)が働いています。この部位に血流は集まり、脳細胞も生きて働いています。
自律神経は交感神経とセットになって働いていることは、現ゼミ生の皆様は、どなたもよくご存知のとおりです。 日本語(ヤマトコトバ)が動詞文=副交感神経支配ならば、交感神経支配の名詞文、抽象名詞文の言語領域は、止まっています。 デタラメをしゃべれば、交感神経は過度か、過少となるでしょう。血流が過剰になり、脳血管性の痴呆の原因になります。分からない、分かったフリをしてスルーすると、血流が不足するでしょう。アルツハイマー病と脳血管性の痴呆の原因になります。 |