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ポルソナーレの「カウンセリング・ ゼミ」は、約20年間の 「ゼミ=講義」を 終了し、「自己 カウンセリングの実技」を 習得して いただく「自己 カウンセリング研究会 方式」に移行する。 では、「自己 カウンセリングの仕方」 (実践実技)とは どういうものか? その基本の フォームを 説明する。
●「自己カウンセリングの仕方」の特徴
文章を書く場合、昔からよくいわれているのは「神は細部に宿る」というものだ。言葉の一つ一つを曖昧にしない、どんなささいな言い方を表す言葉でも徹底して明確に説明する、よく意味を分かった上で書く(話す、聞く)という主旨だ。 このような言葉への理解を踏まえて、「自己カウンセリングの仕方」を開発し、そして完成させた。 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでガイダンスとしてレクチュアした「自己カウンセリングの仕方」のフォームとは次のとおりである。
●「自己カウンセリング研究会方式」「自己カウンセリング」のフォーム
◎「ポルソナーレの自己カウンセリング研究会方式」の「自己カウンセリングの仕方」
一、「主題」=「経験」を書く(読む、話す、聞く、の経験も同じ)。
二、「主題」(経験)を「もの」か「こと」かで定義する。 注・「もの」の場合、「こと」の場合の定義をおこなう。
三、別途、「もの」「こと」で定義した「5W1H」を、「主題=経験」にフィルターとしてかぶせる。 これによって「主題」(=経験)は「レポート」か?「論文」か?を定義する。 注・「レポート」、「論文」の定義をあらかじめ理解する。
四、「レポート」である場合、「主題」(経験)を命題として「なぜならば」で「帰納」を判断する。 注・ここでの「判断」は、「帰納」によって書かれている「事実」が、正しく「事実」であるのか?それとも、「禁制」であるのか?を証明する。
五、「主題」が「レポート」であっても、「論文」であっても、「主題」とは「問いかけて、解決を求める言葉」である。 「主題」の対象が、「自分自身の病理」、「家族などの身近な人の病気(認知症など)」であるときは「帰納」では「解決」に至らない。
そこで、再度、「主題」を「命題」に立てて、演繹によって「なぜならば」を証明する。
注・この「演繹」による「証明」は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミのDVD、ニューズレター(レジュメ版)の病理学の理論、母系制をつくる動詞文の「外扱い」「内扱い」がつくる病理の志向の説明などが、保証する。 |