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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・第16号) (平成31年2月16日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの谷川うさ子です。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレは、約20年間のカウンセリング・ゼミを終結して、「自己カウンセリング研究会」の体制に移行しています。
◎この「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」は、これまでの「カウンセリング・ゼミ」の地続きの上にあります。したがって、カウンセリング・ゼミでレクチュアしてきた指示性のカウンセリングの内容を、つねに参照しながら「自己カウンセリング」の実践にとりくむことが不可欠です。このことをいつでも意識しましょう。
一、自己カウンセリングのフォーム(form)は、ギリシャ哲学のプラトン、アリストテレスの定義にもとづいていて、人間の脳の働き方の最も正常で、最も知的な働き方を構成している形式(形相という)である。
二、正常な脳の働き方とは、「名詞」(抽象名詞)を言い表す働き方のことだ。「名詞」とは、いいかえると「目で見る視覚」のことだ(名詞と視覚の知覚とは同じ意味である)。
三、吉本隆明は、この視覚の働きを「感覚の知覚」といっている。この「知覚」とは「ゲシュタルト形態」(同一性、類似性、共通性)という視覚のとらえる型のイメージのことだ。
四、だから、フォーム(form)の形式の「主題」(たとえばミカン)を書いたとき、視覚化(名詞化)のために「ミカンということ」「ミカンというもの」の二つの文を並列する。「こと」と「もの」のうち、「もの」が実在性を感知によって了解するので、「もの」を、「ゲシュタルト形態」の「同一性」「共通性」「類似性」の三つで視覚化する。(「同一性」…畑のミカン、店頭のミカン、食卓のミカンなど。「類似性」…畑で生産されているミカン、店で売られているミカン、先物商品としてのミカン、ケーキや菓子に転用されているミカン、保存食料としてのミカン、ジュースに加工されたミカン、など。「共通性」…食糧としてのミカン、菓子、スイーツとしてのミカン、生産物(商品)としてのミカン、金融商品としてのミカン、など。)
五、これらの視覚=名詞化した「ミカン」(主題の「もの」)は、実在性を説明している。そこで「実在性=具体性」を説明するのがジョン・ロックの「第一の性質」(①形状、②延長、③運動、④静止、⑤凝固)である。
◎なぜこのように手間をかけて説明するのか?というと、日本人の使う日本語は「ブローカー言語野・時間師絵の言語領域=主観)でつくられているので、「目で見る」(吉本隆明のいう「感覚の知覚」)(ゲシュタルト形態の型のイメージ)を、脳の中でつくり出さない限り、どんなことを書いても「動詞文」のままにとどまるからである。 |