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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・84号) (平成31年4月24日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」は、フォームの構成形式にもとづいて「自己カウンセリング(指示性のカウンセリングを自分の力で行う)」を実践していただくというポルソナーレの通信講座です。
◎これまでの「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」とおなじ日程で「研究会」(カンファレンス・研修会)を実施しています。つぎの日程は「4月27日」(土曜日)、「4月30日」(火曜日)です。場所は、前回と同じ「恵比寿、会議室」です。(30日の火曜日は、ホテル・エクセレントのロビー喫茶、マーブルです)。
◎本日も、「自己カウンセリング」のフォームを用いてのとりくみかたのモデルをご説明します。
◎事例をあげてのご紹介です。
◎事例は、「研究会」でご提示いただいた「Ⅰ・主題」の「大根」です。
◎以下は、フォームに記入する前の段階のメモないしはノートのとりかたの例です。
白い紙に書いてお送りいただくとどういうふうに脳の働き方が、名詞文を記憶できる言語野に変わったのかが診断できます。
◎事例・「大根というもの」「大根ということ」と書く。
この「もの」「こと」のうち、「もの」が名詞の「実在性」を説明するので「大根というもの」の名詞の実在性をノートで説明しましょう。
「大根ということ」の「こと」は経験のうえでの名詞の言葉です。だから「ジョン・ロック」の「第一の性質」の「静止」と「凝固」で「「こと」を「自分の経験」として説明しましょう。
◎事例・「大根というもの」の実在性は「ゲシュタルト形態原理」の視覚の「知覚」の内容として説明しましょう。
「ゲシュタルト形態」の内容は「同一性」「共通性」「類似性」の3つです。
このうち「同一性」が「大根」の本質を言い表すと理解なさってください。この「同一性」にたいして「共通性」と「類似性」という言葉が生まれていると理解してください。
●「同一性」という言葉は、「同じ」という意味です。遠山啓の「水道方式」のなかでくわしく教えられています。「一対一対応」ということです。ここから「推移律」という思考の仕方が教えられています。くわしくは「幼児の算数」を参照してください。
「同一性」とは「一対一対応」のことであるという理解を忘れないようにすることが肝心です。
●「同一性」・・・「大根は根菜である(アブラナ科である)」「色は白い・根は太い・根は長い」「水分がおおく、消化酵素などの栄養分を含む・食用である」
●「共通性」・・・(「同一性」の内容を内包している大根のことです)「畑で栽培されているたくさんの大根」「八百屋などで販売されている売り物の大根」「家庭で食材として調理のためにある大根」など。
●「類似性」・・・(見た目はたしかに大根ではあるが、しかし、食用として入手されてはいない大根のことです)「漬物など、加工して商品として存在している大根」「農業の生産物としての大根。工場などで生産される製品とおなじ意味をもつ大根」(農作物でも先物商品になり、マネーに記号化されているという意味)。
◎これらの「大根」の一般化された名詞は、さらに「自分の経験の対象の名詞」として具体化する必要があります。なぜかというと、日本人はどういう名詞でも「記号化して動詞の言葉にたちまち変化させる」ことをおこなうからです。そのいい例が「市場」(しじょう)を「いちば」と読み換えて「訓読み」にしていることです。
◎「名詞」の具体化の仕方は、「ジョン・ロック」の「第一の性質」で言い表すことです。 |