谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
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谷川うさ子
2019/04/24(水)09:53
修正時間切れ
◎ジョン・ロックの「第一の性質」とは「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」の5つです。
●「形状」・・・「食材としてもちいられる根の部分の色は白い・太い・長い」「根を切断しても色は白い。水分が多い」「根は折れやすく、切りやすい。腐敗しやすく乾燥して原型をなくしやすい」
●「延長」・・・「畑で生産されている大根」「店で販売されている大根」「「漬物として加工された商品の大根」など。
●「運動」・・・(運動とは、動きの意味ではなく「意味」とか「価値」の意味のことです)「食材として一般的な根菜である」「消化酵素のアミラーゼ・プロテアーゼ・リバーぜを栄養化として含む」。
●「静止」・・・「賄いのために購入された大根、大人数のためにいちどに10本くらい洗われて煮物のためにこまかくカットされている大根」
●「凝固」・・・「水分が多いために調理には重い野菜ではあるが、季節の野菜のひとつであるときは価格が安く、高齢者には栄養価が高いというのが大根である」
◎ここで「大根ということ」の名詞文がつくられる。
◎例・「大根を食材として入手するということ」「大根を高齢者の賄いに提供するということ」などです。
◎これまでの説明の「名詞の一般化」、名詞の「実在性」の認識を踏まえて、つぎに、自分自身の経験の「大根」を現実のなかの事実関係」を説明する対象としてメモに書き表します。
◎それは「5W1H」の規則のとおりに説明することです。
◎「5W1H」・・・「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「なぜ」「どのように」
●「いつ」・・・「最近の自分の職場の、高齢者のために賄いをおこなう日々のなかの時間」
●「どこで」・・・「自分の勤める職場で」
●「だれが」・・・「自分と職場の人間が」
●「なにを」・・・「賄いのために仕入れた大根、10本を」
●「なぜ」・・・「ショートスティに来る高齢の人々のための昼食の賄いのために調理することが目的」
●「どのように」・・・「大根を洗い、皮を剥き、メニューに従いカットして調理の手順に間に合うように下拵えをした」
◎このように「5W1H」のきまりにしがって自分にとっての大根という対象を述べると、すくなくとも「人間関係」に目がいくという幻聴とか幻覚の意識が思い浮かぶ余地は脳のなかにはなくなります。
自分の仕事とは「大根」という食材をサービス提供の高齢者に健康を考えて提供することだけであるという専門意識が明確になります。
◎こういう主旨を言葉できちんと言い現すというのが、次の「帰納」(レポート)ふうの自己カウンセリングです。
◎「帰納」の書き方の例。
●わたしは職場で高齢者に提供する賄いの調理の仕事にたずさわっている。仕事だからとどんな食材にも関心をもつことはなかった。作業の遅い、早い、衛生、後始末などに思考のすべてが向き、人間関係の不安が出てきていた。大根についてその栄養価を調べる機会あった。このときから食事を提供する高齢者の健康について考えるようになった。
◎さらに「演繹」(論文形式で自分の考えとか判断を述べる)。
これが、自分も含めて周りの人間の病理を解決するカウンセリングの到達点です。
◎「演繹」の説明の例。
●ポルソナーレの自己カウンセリング研究会で、主題の例に大根があげられていた。自分は仕事が賄いの調理なので、大根には関心がもてた。大根について詳しく調べてみると、成分とかそれまで知らなかったことが理解できた。
こういう観点から仕事のなかの食材のひとつひとつに関心を向けると、それまでの人間関係の不安なイメージがいくらか消えた。
名詞の言葉を正しくイメージできるということはこういう知性が身につくことであると少し理解できた。
◎こういうふうに「フォーム」の全体の構成を見通して、ひとつひとつの項目を辿り、脳の働き方をかえましょう。
またこれが日本人の心と精神の病を根本からの治し方です。認知症(痴呆症)も治ることがよく理解できるでしょう。
周りの人の痴呆とか病理も解消できるようになることもこのモデルからよく分かるでしょう。
参考にしても、毎日など、自分にはできそうもないというトカゲの脳の囁きには耳をかさず、元気にとりくみましょう。「痛み無くして得るものはなし」という格言を左右の銘にして得るものは大きいことを確信してください。
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内 容
◎ジョン・ロックの「第一の性質」とは「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」の5つです。 ●「形状」・・・「食材としてもちいられる根の部分の色は白い・太い・長い」「根を切断しても色は白い。水分が多い」「根は折れやすく、切りやすい。腐敗しやすく乾燥して原型をなくしやすい」 ●「延長」・・・「畑で生産されている大根」「店で販売されている大根」「「漬物として加工された商品の大根」など。 ●「運動」・・・(運動とは、動きの意味ではなく「意味」とか「価値」の意味のことです)「食材として一般的な根菜である」「消化酵素のアミラーゼ・プロテアーゼ・リバーぜを栄養化として含む」。 ●「静止」・・・「賄いのために購入された大根、大人数のためにいちどに10本くらい洗われて煮物のためにこまかくカットされている大根」 ●「凝固」・・・「水分が多いために調理には重い野菜ではあるが、季節の野菜のひとつであるときは価格が安く、高齢者には栄養価が高いというのが大根である」 ◎ここで「大根ということ」の名詞文がつくられる。 ◎例・「大根を食材として入手するということ」「大根を高齢者の賄いに提供するということ」などです。 ◎これまでの説明の「名詞の一般化」、名詞の「実在性」の認識を踏まえて、つぎに、自分自身の経験の「大根」を現実のなかの事実関係」を説明する対象としてメモに書き表します。 ◎それは「5W1H」の規則のとおりに説明することです。 ◎「5W1H」・・・「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「なぜ」「どのように」 ●「いつ」・・・「最近の自分の職場の、高齢者のために賄いをおこなう日々のなかの時間」 ●「どこで」・・・「自分の勤める職場で」 ●「だれが」・・・「自分と職場の人間が」 ●「なにを」・・・「賄いのために仕入れた大根、10本を」 ●「なぜ」・・・「ショートスティに来る高齢の人々のための昼食の賄いのために調理することが目的」 ●「どのように」・・・「大根を洗い、皮を剥き、メニューに従いカットして調理の手順に間に合うように下拵えをした」 ◎このように「5W1H」のきまりにしがって自分にとっての大根という対象を述べると、すくなくとも「人間関係」に目がいくという幻聴とか幻覚の意識が思い浮かぶ余地は脳のなかにはなくなります。 自分の仕事とは「大根」という食材をサービス提供の高齢者に健康を考えて提供することだけであるという専門意識が明確になります。 ◎こういう主旨を言葉できちんと言い現すというのが、次の「帰納」(レポート)ふうの自己カウンセリングです。 ◎「帰納」の書き方の例。 ●わたしは職場で高齢者に提供する賄いの調理の仕事にたずさわっている。仕事だからとどんな食材にも関心をもつことはなかった。作業の遅い、早い、衛生、後始末などに思考のすべてが向き、人間関係の不安が出てきていた。大根についてその栄養価を調べる機会あった。このときから食事を提供する高齢者の健康について考えるようになった。 ◎さらに「演繹」(論文形式で自分の考えとか判断を述べる)。 これが、自分も含めて周りの人間の病理を解決するカウンセリングの到達点です。 ◎「演繹」の説明の例。 ●ポルソナーレの自己カウンセリング研究会で、主題の例に大根があげられていた。自分は仕事が賄いの調理なので、大根には関心がもてた。大根について詳しく調べてみると、成分とかそれまで知らなかったことが理解できた。 こういう観点から仕事のなかの食材のひとつひとつに関心を向けると、それまでの人間関係の不安なイメージがいくらか消えた。 名詞の言葉を正しくイメージできるということはこういう知性が身につくことであると少し理解できた。 ◎こういうふうに「フォーム」の全体の構成を見通して、ひとつひとつの項目を辿り、脳の働き方をかえましょう。 またこれが日本人の心と精神の病を根本からの治し方です。認知症(痴呆症)も治ることがよく理解できるでしょう。 周りの人の痴呆とか病理も解消できるようになることもこのモデルからよく分かるでしょう。 参考にしても、毎日など、自分にはできそうもないというトカゲの脳の囁きには耳をかさず、元気にとりくみましょう。「痛み無くして得るものはなし」という格言を左右の銘にして得るものは大きいことを確信してください。
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