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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・155号) (令和元年7月5日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎先日のこのニューズレターでは、ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」をフォーム(Form)の構成の形式をつかって実行するにあたり、「帰納」(きのう)の意味や、思考の仕方がよく分からない、というコーチングのお求めにお答えしました。
きょうは、帰納(きのう)という思考の仕方は、なぜ、必要なのか、をお話します。
今の時代は、パソコンとか、スマホなどのテクノロジーに仕事とか、知りたい情報を記憶させるので、人間は、帰納(きのう)法による思考などは行わなくてもすんでいる、と無意識のうちに思い込んでいるふしがあります。
では、テクノロジーの「人工知能」(AI)などを開発した当事者は、どう考えているのでしょうか。
●7月4日の日本経済新聞の「時論」欄に掲載。
ジェフリー・ヒントン(トロント大名誉教授・・・英国生まれ。英ケンブリッジ大学在籍時から、ニューラルネットワーク研究に取り組む。現在は、グーグルで、フェローも務める)の話。
AI(人工知能)がすべてのことをこなすには、時間がかかる。
現時点では、翻訳力は、驚くべきレベルだ。
とはいえ、機械は、まだ、すべての意味を分かっているわけではない。
いくつかの意味を分かっているだけだ。
たとえば、「トロフィがスーツケースに収まらない。なぜならば、それは大きすぎるからだ」という場合、「それ」はトロフィだ。
「トロフィがスーツケースに収まらない。それが小さいので」といえば、「それ」は、スーツケースだ。
大きなものをを小さなものに入れられない、という理解がないと、翻訳できない。
「それ」に男女それぞれの性別があるフランス語だと、もっと困難だ。
トロフィとスーツケースは、性も異なるからだ。
これらの例をグーグルの翻訳ソフトで試すと5割で間違える。
◎ジェフリー・ヒントンの説明の主旨
●AIには、判断、すなわち説明の能力はない。
●AIのアルゴリズムには、人間の脳の働きが行う認識にもとづく「ものごとを決めるルール」は存在しない。
●AIに記憶させる人間の経験と判断が、AI(人工知能)に判断させるのである。
◎おなじ日付の日本経済新聞の「経済教室」欄には、慶応義塾大学教授・山本勲が、AIと人間の「雇用」の問題に触れて説明しています。
主旨は以下のとおりです。 |