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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・209号) (令和元年8月28日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎きょうは、これからの日本、これからの日本人とあなた、というテーマで、少し、お話いたします。
◎「自己カウンセリング」の方法を身につけることの意義、にかかわることです。
◎8月27日の夕刊フジに、「ワタミ取締役の、渡邉美樹」が、「経営者・目線」というコラムに書いています。
「著名投資家(ジム・ロジャーズ)の日本破綻宣言」というのが、コラムの見出しです。
書かれている主旨は、ジム・ロジャーズによれば、日本という国は、これからどんどん破滅に向かう、というものです。
渡邉美樹による解説だけを引けば、ジム・ロジャーズが日本がやがて破綻していく、と説明する根拠は、要点をあげれば、以下のとおりです。
●「人口減」 ●「財政破綻」 ●「国民の貯蓄の傾向としての減退」(中国人の貯蓄高は右肩上がりで伸びている) ●「日銀による国債の買い入れと金融緩和・・・円という通貨の値下がり(衰弱)を招く」
など、です。
◎ジム・ロジャーズは、「これからの投資先は、北朝鮮である」「中国も有望である」という考え方をしています。
「投資」という観点からみれば、プラグマチズムの「帰納」が判断の基準(プリンシプル)になっているので、現状での投資先は、といえば、ジム・ロジャーズのいうとおりであるのかもしれません。
しかし、「スーパーリッチ」とか「所得格差」などに関する本を読むと、事情は違って見えます。
現在の国民所得の大半以上(90パーセント)は、テクノロジーを支配している一部の人たち(2パーセント)が確保していて、残りの生産の富を90パーセントの人間で分け合う、という状況になっという分析になっています。
これは、ハンナ・アーレントの「人間の条件」を参考にすると、耐久性のある生産物を作っては壊し、壊したあとに新たに作ったものを消費させる、というのが、国民所得の生み出し方です。
この生産と消費のモデルが、テクノロジーです。仮想空間を売り買いして、現実という耐久性とか、永続性の「もの」、「こと」を壊して、消費させています。
吉本隆明の「共同幻想論」ふうにいえば、「逆立ちした狐憑きが幻聴として思い浮かべている共同幻想」に誰もが「投資」しています。
ジム・ロジャーズは、こういう状況に不満を述べているだけです。
いいかえれば、人間の脳の働き方の「自律神経の副交感神経の働き」がつくる言葉、行動と、その結果の「認知症」「がん」「神経症」「強迫観念」に誰もが、「投資」しています。 |