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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・211号) (令和元年8月30日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎きょうは、7月の中頃に起きた「京都アニメ制作会社への放火、35人焼殺事件」について、日本経済新聞に特集が掲載されていたので、これについてお話します。
◎ポルソナーレの「カウンセリング」は、指示性のカウンセリングです。
ポルソナーレの「自己カウンセリング」は、「どんなことでも、原因を明らかにする。原因をはっきりさせてから後、どうすればいいのか、と解決の策を考える」という哲学の立場から、問題の解決に取り組む、という考え方です。
原因を、なにがなんでも考える、という思考の仕方を持たなければ、日本人にとっての最大の社会問題の「認知症」(痴呆症)をはじめ、癌にしろ、引きこもりにしても、どんどん増えていくばかりで、やがて、「自分もまた、原因不明のトラブルとか、障害に呑み込まれていく」という事態はさけられません。
政府とか国の次元では、原因とか理由とかを考えるには、さまざまな組織とか利益団体などが既得権を守る動きのために、なかなか正当な理解には行きつかないでしょう。
しかし、ポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」は、ゼミ生の皆さまだけに責任を負えばよいという誰にも気兼ねのない自由な考察をするという恵まれた立場にあります。
そこが、現在の精神医学とは立場が違うところです。
ポルソナーレは、吉本隆明の言う「理論的に可能なことは、現実にも可能なことである」という立場のとおりに、ヘーゲルやハンナ・アーレントの哲学に依拠して、ゼミ生の皆さまとご一緒に「京都アニメ制作会社への放火、焼殺事件」のような大量殺害の社会問題と事件の容疑者の動機についても、原因や動機から考察をおこなってきました。
◎8月29日の日本経済新聞には、何人かの識者が「京アニ」の事件について述べています。
●吉岡忍(ノンフィクション作家)
「承認欲求や不満が原因である」 「組織とか、会社、学校などから離れると、安定した人間関係を構築しにくい。ここで孤立する」
「取り残された孤立から不満、焦燥をおさえきれなくなって、噴出させた」
「誰もが加害者になりえる」 「現代社会の有り様を変えることがこういう事件を防ぐ対策になる」
●小宮信夫(立正大教授)
「日本が集団主義から、個人主義に移ったことが原因だ」
「以前は、周りの人の監視、抑制があった」 |