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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・239号) (令和元年9月27日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
きのうは、ポルソナーレの「自己カウンセリグ研究会」の「自己カウンセリング」は、すでにお手元にお届けしているフォーム(Form)の形式にしたがって「名詞文を手で書く」ための基本は、ともかく、フォームの形式にしたがって名詞文を完成させてみることが大事だ、ということをお話しました。
「名詞文を書く」など、難しい、自分には無理、精神状態がおかしくなる、などという人もおられるかもしれません。
これは、次のように言い換えても同じです。
「生きていくことは難しい、明日には引き返せない病気に陥るだろう」「
どんな仕事に就いていても、今の仕事が安定するかどうかは不安」
「きょうはなんとか利益を上げてはいても、ザルで水を掬うように、あっという間に消滅していく危険性がある」
●今は9月でも、もうまもなく10月になります。
「ポルソナーレの自己カウンセリング研究会」は、2月から始めてきて、10月で「9ヶ月目」になります。
この間、名詞文の書き方をあれこれとレクチュアーしてきましたが、名詞文を書く、という命題にたいして、書けないことの不都合の事実が起きています。
これは、必ずしも、それぞれの各個人に責を負わせるべき問題ではないことははっきりしています。
◎世界レベルでの経済と政治の不都合の事実の例をあげます。
●9月26日づけの日本経済新聞の「私の履歴書」欄に「25回目」の連載を書いている野中郁次郎(一橋大学名誉教授)は、つぎのような主旨のことを書いています。
解説と要約を兼ねて、ご紹介します。
アメリカと中国の貿易戦争の影響で、世界経済はどんどん不穏な情勢に向かっています。マイナス金利の影響で蟻地獄のようなグローバルな資本の消滅の動向になっている今、第一線で組織を担っている人には参考になるはずです。
1・おもに企業は、個人がいて、個人の集まりがあって、組織をつくり、事業なり、組織を運営している。
2.この組織とは共同体であるはずだが、現在、必ずしも共同性が、共同体を形成しているとはいえない。
3.組織に属している個人は、学習して身につけている知識、あるは、未分化な知識を持つが、共同体にまで昇華させるためには、物語、あるいは、現実の状況という場面を媒介にする会話による葛藤が必要である。
4・今、自分は、日本のいくつかの企業の顧問を引き受けている。社外取締役である。富士通、エーザイ、三井物産、セブン&ホールディングス、トレンドマイクロ、などだ。
5・だが、この「社外取締役」のシステムは、プラグマチズム(帰納・・・斉一性の法則というプリンシプル)の影響で必ずしも正しく機能しているとは言い難い。時間の無駄をくりかえしている。
6・部分の些末な細部の事実にこだわり、大きな視点で、共同意思、組織の運営意思にまで結晶させる「知識」が完成されていない。
◎「野中郁次郎」のいう「知識」「共同性」「共同体」 とは、名詞、名詞文のことです。
ポルソナーレの開発した「フォーム」(Form)のことでもあります。
些細な細部とは「動詞の言葉」あるいは、主観の自己感情(幻聴、幻覚の妄想)であるのです。 |