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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・271号) (令和元年10月29日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
きょうも、ポルソナーレの「自己カウンせリグ研究会」の「自己カウンセリング」の実行の仕方の、フォーム(Form)の形式のとおりに「名詞文をどう書くのか?」のコーチングをお話します。
◎名詞文を書くための前置きの話です。
●10月25日までは、例の「主題」の、「失名詞症というもの・失名詞ということ」をとりあげて、ジョン・ロックの「第一の性質」の名詞の形式に「名詞文を書く」、その「書き方」までを解説しました。
難しいと思ったでしょうか。
●日本語(ヤマトコトバ)は、平仮名(ひらがな・カタカナ)であらわす言葉です。
この、日本語(ひらがな)の「言葉」は、動詞の言葉しか使わないということを特徴にしています。
◎この動詞だけの言葉は、実際に、どういう不都合を生み出すのか?というエピソードをお話します。
●先日、ある癌(がん)の人の、介護認定を経て、介護の計画を「介護福祉士」「社会福祉士」「ケアマネージャー」らが書いてきた計画書を見て、これが妥当であるかどうか?を判断する場面に立ち会いました。
この癌(がん)の人は、抗がん剤の治療と平行して、井穴刺絡・免疫疾患をおこなっています。
医者の初めの診断では、検査の結果、「余命1年」という宣告でした。
しかし、抗がん剤と井穴・刺絡免疫療法の効果で、1年くらいが経過すると、「余命は、不明です」という診断になりました。
あれこれの事情で、介護制度の支援を受けることになり、判定では「要支援・2」という認定になりました。
初めの介護計画のための「癌の立場」からの説明は、こうでした。
「現在、余命1年をクリアしている。次の3年生存、5年生存をクリアしていくことが目的です」。
この説明を聞いた「介護福祉士」+「ケアマネージャー」は「介護計画書」を書いてみせてくれました。
この計画書には「余命3年、余命5年を生きることが目的である」と書いてありました。
これを見て、抗議しました。
「介護福祉士、社会福祉士の、福祉の名詞の言葉の意味は、教義では生命の危機にある人を救出するという意味であるだろう。
広い意味は、支援して豊かな安定を与える、という意味であるだろう。
余命3年、余命5年と、あなたがたの身近な人の誰かが言われたとすれば、3年しか生きられない、もって5年しか生きられないと言われたら、どう考えるのか?
福祉士という資格を持っている人間が、福祉の名詞の言葉の正しい意味から真逆の、大きく外れた介護計画を書いているとは、考えないのか?
余命という言葉を聞いて、人生に絶望する人のケースもある。この余命という言葉を聞いたらあなたがたの身近な人も絶望するとは認識できないのか?」。
社会福祉士と介護福祉士は、床に両手をついて謝罪しました。
●このエピソードは、、動詞の言葉しか知らない人でも、国家資格を持っているということです。
聞いてみると、20年も介護関係の仕事を続けてきていました。 |