谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
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[5367] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎きのうの続きをお話します。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/11/12(火)10:00
[5367-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎きのうの続きをお話します。 谷川うさ子 2019/11/12(火)09:59
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・285号)
(令和元年11月12日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎きのうの続きをお話します。

◎ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンせリング」は、お届けしているフォーム(Form)を使って、名詞文を書いてください、という実行の仕方のことです。

きのうは、「フォーム」(Form)とは、あなたが問題としている現実の問題を、解決するための「設計図」です、と解説しました。

「わたしの課題の解決のための計画と、予定の進行表です」といいかえても、主旨は同じです。

◎なぜ、フォーム(Form)という構成の形式をつかわなければならないのでしょうか?

理由は、あなたが毎日、つかっている言葉、あなたが思考している言葉は、「動詞文」であるからです。

●問題を解決するには、名詞文でなければならないからです。ここに立ち止まって、あなたの目の焦点をあてて理解しましょう。

◎動詞文と、名詞文との違いを簡単に説明します。

事例に、「研究会」ご提示いただいている「主題」の、「客室」をあげます。

◎動詞文の例。

●わたしは、仕事で客室を扱っている。

●わたしは、客室について知りたい。

●わたしは、客室のことで困っている。

●客室についての名詞文を考える。

◎ここにあげている文例が、なぜ、動詞文であるのか?といえば、「文の終わりの言葉」が「いる」とか「ある」とか「考える」とか「知りたい」など、全部、「動詞の言葉」になっているからです。

日本語(ヤマトコトバ=平仮名のコトバ)は、「ある」「なる」「やる」「する」などの言葉が動詞の言葉の基礎になっています。

そして、「食べる」「寝る」「知る」「考える」というように「ル」(ru)の「音」でつくる言葉を動詞の言葉にしています。

こういうことは、大野晋(国語学者)が説明しています。

動詞文の文の意味は、動詞の言葉に意味があります。食べるとか、寝るとか、知るとか、考えるなどの動詞の言葉にだけ意味がある、ということです。

「それがどうしてよくないの?」とお思いでしょうか。

漢字・漢語の音読みの意味を理解できる人にはすぐに伝わることですが、動詞の言葉で「文」が終わるということは、この動詞の言葉が「文の意味」になるということです。

◎たとえば、こういう文の例について考えてみましょう。

A・「わたしは、名詞文を学習したい」。

B・「わたしは、名詞文を学習したいかな」。

C・「わたしは、名詞文を学習するかも」。
D・「わたしは、名詞文を学習するのよ」。

[5367-2] 谷川うさ子 2019/11/12(火)10:00
   ◎4つの文例の、AとB、CとDをくらべてみましょう。
それぞれ、文はほぼ同じですが、語尾が違います。

すると、比べた文は、まったく意味が異なります。こう言えばお分かりでしょう。日本語の「動詞文」は、「語尾に意味がある」のです。

◎では、日本語(ヤマトコトバ)しか使わない日本人は、名詞文をどう使ってきているのか?といえば、それは、こうです。

◎「もの」「こと」が名詞の言葉であるとはお教えしています。

◎文例。

●「清水の次郎長こと、山本長五郎である」。

●「名詞文というものは、社会規範と同義だ」。

これは、「Aは、Bである」とう型の名詞文の文例です。

「体言止め」という言い方です。

「こと」、「もの」は、動詞の言葉の世界にあって、初めから名詞の言葉です。これは、行動のモラルがつくる動詞のことばである、とは、「ハンナ・アーレント」の「人間の条件」(ちくま学芸文庫)をテクストにして、「カウンセリング・ゼミ」で説明しました。

「動詞文」でも、「語尾」の「ある」「である」「だ」「なのだ」「です」「ということだ」など(助動詞)は、名詞文を成立させます。

「証明」の言葉になりうるからです。

「ある」は、存在するという意味をもち、英語の「B動詞」と同じ語義をもつからです。

日本人は、この「ある」「なる」を自然成立の意味に解釈しているにすぎません。

◎すると、名詞文の文例は、こうなります。

◎名詞文の文例。

A・客室というものの理解不足は、マネジメントのうえでの問題を起こすのである、について、考える。

B・客室ということの研修の不足は、顧客へのサービスの劣化を招く、という問題を証明する。

●この文例では、「もの」「こと」の名詞の言葉を、思考の対象にしているのに注目しましょう。

「もの」は「物」・・・実在性を意味しています。「こと」は「事」・・・「決まり事」「約束事」「ルールという行動の秩序」を意味しています。

◎このように客室を主題に立てて、フォーム(Form)の欄に「客室というもの」「客室ということ」と書入れます。

◎次に、ノートなり、別紙に、演習として「もの」の実在性をゲシュタルト形態の目で見る視覚の型を説明する、というストーリーをたどるのです。

◎続きます。


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[2024/11/25 14:44] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子