谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5828] ◎フォーム(Form)の形式にしたがって「名詞文を書く手順」について。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2021/01/27(水)20:48
[5828-1] ◎フォーム(Form)の形式にしたがって「名詞文を書く手順」について。 谷川うさ子 2021/01/26(火)22:24
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・702号)
(令和3年1月27日)
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◎フォーム(Form)の形式にしたがって「名詞文を書く手順」について。基礎講座その3。

1月25日に、フォーム(Form)の構成の「もの」と「こと」の書き方を説明しました。

「もの」と「こと」は、「物、者」「事、言」のことです。

日本語(ヤマトコトバ)の動詞文の脳の言語領域で、唯一の「名詞の言葉」がこの「もの」「こと」です。

名詞文を書けない人でも「もの」「こと」を遣う名詞文ならば誰でも書ける、というのがこの「もの」「こと」を遣った名詞文です。

普段は「これは、どういうこと?」「わたしは、あやしいものではありません」というように用います。

●「清水の次郎長こと、山本長五郎」。
●「コロナ新型ウィルスとは、どういう性質のものですか?」

このように日本人は「もの」「こと」で名詞文をつかってきました。

これは、動詞文でしか現実を認識できない日本人にとって、ゆいいつの「現実を、客観的(論理的)に認識する仕方」であったのです。

だから、名詞文を書こうと思えば、まず初めに「主題の言葉、プラスもの」「主題の言葉プラス、こと」とか書かなければならないのです。

これによって、日本人は初めて「現実のものごと」を対象的に捉えることができるのです。

●「研究会」に提示していただいている「主題」の「もの」と「こと」の文例をご一緒に考えてみます。

●提示されている文例。
主題・・・「1」(数の「いち」)。

●「もの」の名詞文の文例。
●「1」というもの・・・・「1」とは一対一対応の際に、対象が「同じ」か「余り」計量する基準になる「数」(かず)である。

●文例のA・「こと」の名詞文の文例。
●「1」ということ・・・・「一対一対応をおこなう時に「同じ」か「余り」を計量する基準となる「量」としての「数」(かず)である。

◎解説。

●「もの」とは、簡単にいえば「形」「姿」「有り様」についての描写です。

●普通名詞、抽象名詞とは、「目で見て、どう見えるのか?」「手で触れば、どういう感じがするのか?」を言い表す言葉のことです。これが原則であると憶えておきましょう。

すると、この原則に照らして「文例のA」をみると、これは「演繹」で導き出された名詞文なので、もっとも完成度の高い「数」(かず)の概念、すなわち「概念」であることがわかります。

これは、どこから導き出されたものなのか?といえば、「岩波国語辞典」に書かれている「自然数である」「自然数の1に1を加えて得られる値、その初めの1」というように説明されているところから「演繹されて定義された概念」です。

出所は「遠山啓」の「水道方式」です。

岩波国語辞典では「自然数から始まった1個のこと」「拡張するとは、つぎつぎに1を加えていく」としか説明されていないので、ここからさらに考察を加えて「文例A」のように結論されています。

[5828-2] 谷川うさ子 2021/01/27(水)20:47
   ●初めて「もの」の名詞文を書く場合は、

「もの」・・・「自然数の1(いち)から広げられた1に1を加えて得られる個の値(あたい)」。

と、なるでしょう。

しかし、「岩波国語辞書」の説明では「自然数ってに?」「拡張ってなに?」と、どんな形、どんな姿の像(イメージ)も思い浮かばないので、「文例A」の「もの」の説明に行き着いています。

●すると「もの」の名詞文とは、自然数・・・自然の中に発生する個体、個物、についての認識を言う、これにさらに個体ないし個物を加えた時の認識を「数」(すう)のことだ、と定義されるのです。

「自然数の1(いち)」とは「魚がひとつ」「カラスがひとつ」「りんごの木にりんごがひとつ」「子供が初めて生まれた、一人目」などというように、経験された認知をいいます。

ここにさらに個物、個体の「ひとつ」が加わった時に「数の1(いち)」という認識が生まれた、と岩波国辞典では書かれています。

それが「拡張」という意味です。

子供がまた生まれた。カラスがまた一羽来た。リンゴの木に二つ目のりんごが実った。

などが自然数の「1」の「拡張」です。

●こういうことをふまえた「1」(数の「いち」)の「もの」の名詞文を簡潔にいいあらわせば、

「一対一対応」をおこなった結果、対応した「個物、個体」と、対応する「個物、個体」とが「同じ」であるのが「1」(いち)。

となります。

●「対応させる個体、個物」、「対応する個物、個体」のことを、「量」(りょう)、と遠山啓は定義しています。

●ここでもっとも重要なことは「数の1」の認識の仕方です。「どのように認識すると、数の1(いち)についての理解に至るのか?」という思考の仕方の学習が大事であるのです。

日本人は「パンの1個」、対応している「別のパンの1個」、というように、すでに一般化している「算数の学的な数の1」を丸暗記しているので、「どのように?」が理解できないのです。

●そこで、「どのように?」を説明するのが「こと」です。

◎文例B「こと」の場合。

●「1ということ」・・・「一対1対応」を行うときに、「同じ」か「余り」かを計量する基準になる「量」としての数(かず)。

「こと」とは「事」「言」のことです。

「事」は日本語(ヤマトコトバ)では「事情」「理由」「経緯」の意味になっています。

「言」は、「口に出して言う」、「うわさ」「評判」の意味です。

こういう意味が「こと」である、と分かっておくことが大事です。

「もの」と「こと」の辞書に書かれてある意味を比較してみると、それぞれ意味するところはまるで違います。

このフォームの書き始めの「もの」と「こと」の名詞文の段階では「辞書」で調べる、「参考文献で調べる」「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでのレクチュアーの名詞の意味を基礎知識として用いる」という努力が必要です。

「調べる」ことを行わないと、自分の主観のままに動詞文を書いて、分裂病の思い、を言い表すのです。「調べること」を行わない、ことが「自分は偉い、イバる」となり、認知症に至る母系制の脳の働き方に固定になります。

●「1」(数の「いち」)ということ・・・「こと」の「事情」「理由」「縁」「経緯」とは?

「一対一」という結びつけで対応する行為、行動。

「対応する個物、個体」と「対応される個物、個体」のふたつの「二者の関係」。

この結果は、「二者は同じになる」という決まり、法則。

この「結びつけ方」という「法則」を「一義性」という。

●文例のBは、この「法則」を実際に思考した結果、「計量する」「基準になる」「その結果、1(いち)とは、量としての数のいち(1)と定義される」、と「演繹」して説明された名詞文です。

「こと」とは「理由」「事情」など法則、決まり、ということを説明する名詞文である、と理解しましょう。

[5828-3] 谷川うさ子 2021/01/27(水)20:48
   このことを踏まえて、簡潔に「1」(いち)を「こと」の名詞文を言い表せば、以下のようになります。

●「こと」・・・個物、個体にたいして「一対一の対応」をおこなった結果の「同じ」、もしくは「余り」確定する(基準になる)「量」。(一義性という結びつけが法則の本質)。

◎フォーム(Form)をつかって名詞文を書く、とは、このように、目で見る対象を「目に見えるように、対象を現実にあるとおりの像(イメージ)として順々に説明する」ということをいいます。

いきなり、ぱっと対象の像が思い浮かぶ、というものではありません。

日本人は、いきなり、ぱっと対象の像(イメージ)が思い浮かぶ「もの」、および、「こと」だけが「あるもの」「あること」だと「丸暗記の効果」を思い込んでいます。

現実のものごとは「証明する」「実証する」「第三者に伝えるために、段階をたどって徐々に輪郭を描写する」というように存在しています。

◎母系制という動詞文は、この説明性が、「自分はこう思う」式で、自分の印象や、自分の好み、自分の感情を「対象の意味」として話します。

◎これでは、現実を支配する「金融利権の独占の意思」の思うがままに生活や健康を搾り取られて「なんのための人生か?」という生き方に追いやられてしまいます。

◎日本人は、「今、ここにあって、どんどん迫り来る危機」、に気が付かない人が圧倒的に多いのですが、「なにか変だ、おかしい」と感じている方は、ポルソナーレだけが救済策をお伝えしている「名詞文の書き方」を努力なさってください。

◎なお、ここで説明していることは、パソコンやスマホの「画面」だけで見て「分かった」と思うのではなくて、プリントアウトして「紙」のうえでお読みになってください。


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