谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
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谷川うさ子
2021/01/27(水)20:47
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●初めて「もの」の名詞文を書く場合は、
「もの」・・・「自然数の1(いち)から広げられた1に1を加えて得られる個の値(あたい)」。
と、なるでしょう。
しかし、「岩波国語辞書」の説明では「自然数ってに?」「拡張ってなに?」と、どんな形、どんな姿の像(イメージ)も思い浮かばないので、「文例A」の「もの」の説明に行き着いています。
●すると「もの」の名詞文とは、自然数・・・自然の中に発生する個体、個物、についての認識を言う、これにさらに個体ないし個物を加えた時の認識を「数」(すう)のことだ、と定義されるのです。
「自然数の1(いち)」とは「魚がひとつ」「カラスがひとつ」「りんごの木にりんごがひとつ」「子供が初めて生まれた、一人目」などというように、経験された認知をいいます。
ここにさらに個物、個体の「ひとつ」が加わった時に「数の1(いち)」という認識が生まれた、と岩波国辞典では書かれています。
それが「拡張」という意味です。
子供がまた生まれた。カラスがまた一羽来た。リンゴの木に二つ目のりんごが実った。
などが自然数の「1」の「拡張」です。
●こういうことをふまえた「1」(数の「いち」)の「もの」の名詞文を簡潔にいいあらわせば、
「一対一対応」をおこなった結果、対応した「個物、個体」と、対応する「個物、個体」とが「同じ」であるのが「1」(いち)。
となります。
●「対応させる個体、個物」、「対応する個物、個体」のことを、「量」(りょう)、と遠山啓は定義しています。
●ここでもっとも重要なことは「数の1」の認識の仕方です。「どのように認識すると、数の1(いち)についての理解に至るのか?」という思考の仕方の学習が大事であるのです。
日本人は「パンの1個」、対応している「別のパンの1個」、というように、すでに一般化している「算数の学的な数の1」を丸暗記しているので、「どのように?」が理解できないのです。
●そこで、「どのように?」を説明するのが「こと」です。
◎文例B「こと」の場合。
●「1ということ」・・・「一対1対応」を行うときに、「同じ」か「余り」かを計量する基準になる「量」としての数(かず)。
「こと」とは「事」「言」のことです。
「事」は日本語(ヤマトコトバ)では「事情」「理由」「経緯」の意味になっています。
「言」は、「口に出して言う」、「うわさ」「評判」の意味です。
こういう意味が「こと」である、と分かっておくことが大事です。
「もの」と「こと」の辞書に書かれてある意味を比較してみると、それぞれ意味するところはまるで違います。
このフォームの書き始めの「もの」と「こと」の名詞文の段階では「辞書」で調べる、「参考文献で調べる」「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでのレクチュアーの名詞の意味を基礎知識として用いる」という努力が必要です。
「調べる」ことを行わないと、自分の主観のままに動詞文を書いて、分裂病の思い、を言い表すのです。「調べること」を行わない、ことが「自分は偉い、イバる」となり、認知症に至る母系制の脳の働き方に固定になります。
●「1」(数の「いち」)ということ・・・「こと」の「事情」「理由」「縁」「経緯」とは?
「一対一」という結びつけで対応する行為、行動。
「対応する個物、個体」と「対応される個物、個体」のふたつの「二者の関係」。
この結果は、「二者は同じになる」という決まり、法則。
この「結びつけ方」という「法則」を「一義性」という。
●文例のBは、この「法則」を実際に思考した結果、「計量する」「基準になる」「その結果、1(いち)とは、量としての数のいち(1)と定義される」、と「演繹」して説明された名詞文です。
「こと」とは「理由」「事情」など法則、決まり、ということを説明する名詞文である、と理解しましょう。
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●初めて「もの」の名詞文を書く場合は、 「もの」・・・「自然数の1(いち)から広げられた1に1を加えて得られる個の値(あたい)」。 と、なるでしょう。 しかし、「岩波国語辞書」の説明では「自然数ってに?」「拡張ってなに?」と、どんな形、どんな姿の像(イメージ)も思い浮かばないので、「文例A」の「もの」の説明に行き着いています。 ●すると「もの」の名詞文とは、自然数・・・自然の中に発生する個体、個物、についての認識を言う、これにさらに個体ないし個物を加えた時の認識を「数」(すう)のことだ、と定義されるのです。 「自然数の1(いち)」とは「魚がひとつ」「カラスがひとつ」「りんごの木にりんごがひとつ」「子供が初めて生まれた、一人目」などというように、経験された認知をいいます。 ここにさらに個物、個体の「ひとつ」が加わった時に「数の1(いち)」という認識が生まれた、と岩波国辞典では書かれています。 それが「拡張」という意味です。 子供がまた生まれた。カラスがまた一羽来た。リンゴの木に二つ目のりんごが実った。 などが自然数の「1」の「拡張」です。 ●こういうことをふまえた「1」(数の「いち」)の「もの」の名詞文を簡潔にいいあらわせば、 「一対一対応」をおこなった結果、対応した「個物、個体」と、対応する「個物、個体」とが「同じ」であるのが「1」(いち)。 となります。 ●「対応させる個体、個物」、「対応する個物、個体」のことを、「量」(りょう)、と遠山啓は定義しています。 ●ここでもっとも重要なことは「数の1」の認識の仕方です。「どのように認識すると、数の1(いち)についての理解に至るのか?」という思考の仕方の学習が大事であるのです。 日本人は「パンの1個」、対応している「別のパンの1個」、というように、すでに一般化している「算数の学的な数の1」を丸暗記しているので、「どのように?」が理解できないのです。 ●そこで、「どのように?」を説明するのが「こと」です。 ◎文例B「こと」の場合。 ●「1ということ」・・・「一対1対応」を行うときに、「同じ」か「余り」かを計量する基準になる「量」としての数(かず)。 「こと」とは「事」「言」のことです。 「事」は日本語(ヤマトコトバ)では「事情」「理由」「経緯」の意味になっています。 「言」は、「口に出して言う」、「うわさ」「評判」の意味です。 こういう意味が「こと」である、と分かっておくことが大事です。 「もの」と「こと」の辞書に書かれてある意味を比較してみると、それぞれ意味するところはまるで違います。 このフォームの書き始めの「もの」と「こと」の名詞文の段階では「辞書」で調べる、「参考文献で調べる」「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでのレクチュアーの名詞の意味を基礎知識として用いる」という努力が必要です。 「調べる」ことを行わないと、自分の主観のままに動詞文を書いて、分裂病の思い、を言い表すのです。「調べること」を行わない、ことが「自分は偉い、イバる」となり、認知症に至る母系制の脳の働き方に固定になります。 ●「1」(数の「いち」)ということ・・・「こと」の「事情」「理由」「縁」「経緯」とは? 「一対一」という結びつけで対応する行為、行動。 「対応する個物、個体」と「対応される個物、個体」のふたつの「二者の関係」。 この結果は、「二者は同じになる」という決まり、法則。 この「結びつけ方」という「法則」を「一義性」という。 ●文例のBは、この「法則」を実際に思考した結果、「計量する」「基準になる」「その結果、1(いち)とは、量としての数のいち(1)と定義される」、と「演繹」して説明された名詞文です。 「こと」とは「理由」「事情」など法則、決まり、ということを説明する名詞文である、と理解しましょう。
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