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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・710号) (令和3年2月4日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
◎2月「第三期」のスタートにあたり、「自己カウンセリング研究会」の「名詞文をか書くための基礎講座」をお話します。
「ニューズレター681号」の基礎講座の続き、その5。
◎フォーム(フォーム)の形式の構成を順にたどつてレクチュアーしています。 「681号」では「フォーム」の欄外のノートで「ゲシュタルト形態原理」の「同一性」「共通性」「類似性」について、提示されている「主題」・・「1」(数のいち)を事例にあげて、レクチュアーしました。
●きょうは、まだ2月4日で、次の「研究会」(2月13日)までに参考になるように、続きのお話をします。
●今回は、「ジョン・ロック)(イギリスの哲学者)による「第一の性質」の「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」の5つの概念との説明と、この5つのとおりに「名詞文の書き方」についてのレクチュアーです。
この「ジョン・ロック」の「第一の性質」をつかって、なんのために「名詞文を書くのか?」をお話いたします。
●これは、「経験同一化」のことです。
●人間は、誰もが「自分の見たいものを見る、聞きたいことを聞く」という見方、聞き方をおこないます。
心理学者の「ユング」はこれを「色眼鏡で見る」と定義しました。
また人間は、つねに物事を「バイアス」に歪めて見ている、ということは、TVなどで見る「手品」「マジックショー」の錯覚を利用した芸にもよく見てとれます。
心理学では、「プラシーボ」「認知バイアス」「確認バイアス」などを報告しています。
●ポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」でも「日本人の妄想の作り方の機序」の例として採り上げて説明してきています。
●「錯覚」が病理化したものが「妄想」です。
身体の症状についても「プラシーボ」の錯覚で、たとえば、「食事療法だけでガンが治る」など、ユングふうの色メガネで「自分の見たいこと」「聞きたいこと」で自己治療を薦める人もたくさんいます。
●日本人は「動詞文」で物事を見る、聞く、ので、「ジョン・ロック」の定義する「第二の性質」(対象について、音。色。匂い。味。触知。光・・・の部分しか見ない、聞かない)、の記憶をとおしてしか現実の物事を見ないし、見れない、聞けない、聞こえない、のです。
ポルソナーレは、カウンセリングの当初には、日本人は「好き嫌い」の目(自己中心の主観)でしか価値判断をしない、と理解しました。
●この「認知バイアス」の典型が「パソコン」「スマホ」の画面に見えるバーチャル(仮想空間)の「像」です。
誰もが、「現実のリアル」と「テクノロジーが支配する、聴覚の記号性による虚像」との区別がつかなくなっています。
●テクノロジーは、プログラムの記号言語を使い、人間の聴覚の「記号性」「伝達性」「説明性」のそれぞれを記号化して、時間的な速度の機能(マトリックス)で「現実の物事」を画面表示しています。
テクノロジーは、人間の脳の、視覚の交感神経の「視覚神経経路・・・Y経路」を破綻させています。
人間の脳(言葉の生成の仕組み)は、「ジョン・ロック」のいう「第一の性質」(形状。延長。運動。静止。凝固・・・「左脳の視覚」による認知と認識の仕方)を喪っているのです。
とくに、日本人の脳は「母系制」がつくつている「自然意識」の言葉を左脳の海馬(大脳辺縁系)に記憶していて、「自分はこう思う」の「主観」(時間性の意識)で、現実の事実、事実関係を目で「バイアス」に見ているので、「現実の権力の作為」に呑み込まれて破滅の道を歩かされています。 |