谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
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谷川うさ子
2021/02/16(火)08:30
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脳が、「臨死状態」に向かっているのです。
この「生きている人間の世界」に、いつの間にか「死の共同幻想」が入り込んでいるという心的現象については、吉本隆明が「共同幻想論」(角川ソフィア文庫)のくわしく書いているところです。
このように、女性が発言して子どもや夫にも死にゆくことを若い年齢のころから受けい容れさせる日本人の自然意識の構造は、一体、どういうものであるのか?の問題の所在を、今回の「研究会」の「名詞文がなおも書けない」という現象が鮮明に示しています。
この構造をはっきりさせたことはなにか?といえば、それは「言葉の意味」を不問にしたまま「名詞文を書こうとする」ということです。
ある人は、こう発言します。
◎「演繹に関する言葉」の言葉の意味を辞書で調べました。調べるのに、とても長い時間を要しました。
この方は、作業に時間がかかることを厭う人ではない人です。面倒がらずに根気よく、努力して実行できている人です。行動の「秩序意識」の倫理意識になんらの問題を抱えているとい人ではありません。
だからこそ、「辞書で言葉の意味を調べたら大変だった、とても時間がかかった」という発言は、非常に大きい問題が含まれていることが純粋に伺われるのです。
「なるほど」と理解できた問題とは、「メタ言語」から見た「日本人の脳の中での言葉の憶え方」です。
◎ここを簡単に整理して説明いたします。
◎日本人は、脳のなかで言葉を記憶するのに、「聴覚」だけで記憶している。
これは日本人にとって記憶の仕方の強力な鉄板行動である。
言葉を記憶するという時、多くの日本人は「言葉」だけを目で見ても、人の言葉を耳で聞いても、「言葉」だけ、を憶える。
その言葉の「意味」は憶えない。
調べない、人から耳で聞いても「憶えない」。
●理由は、「日本人にとっては、言葉とは、行動のためにあるものである」からだ。
「行動」とは、「読むこと」「書き写すこと」「「話すこと」「聞くこと」「手足を動かす行為のこと」などである。
●日本人にとっては、「言葉の意味」など無用の長物物でしかない。「余計なもの」であるのだ。
この日本人の脳の働き方を、「明治の文部省」は「言葉の意味など後からついてくる」と辞書で調べることの「放置」を推奨した。
ここから日本人は、言葉の意味をデタラメに思い浮かべる、このデタラメをしゃべる、デタラメの思い・感情のままに行動する、デタラメを多いに喜ぶ、という特異な文化の民族となった。
日本人は、文献など、どんな先達者のテクストに見る「言葉の意味」を読んでも、これをデタラメに解釈するというように、「意味」を無用物にする「デタラメさ」を徹底して喜ぶので、永遠に正しい言葉の語義を記憶することはない。
これが「母系制」による歴史的な「認知症」のルーツ、起源になる。
また子どもの破滅の未来を喜んできた「母親」を核にした家族の歴史でもある。
◎「メタ言語」から説明する。
●「聴覚」の「音」が言葉を記憶している。
子どもの頃は「母親」の「おしゃべり」のとおりに「言葉」を憶えてきた。
「聴覚」とは「発声・発音」のことがから、「自然意識」のことでもある。
●「日本語」(ヤマトコトバ)の「自然成立」の「ル」「ラル」「レル」が「尊敬語」「価値が高いものの典型」であるから、「聴覚」にかかわるものはどんなデタラメであっても「非常に価値が高い」と価値判断を行う。
モデルの名詞文を目で見た時、これは「ジョン・ロック」の「第二の性質」の「音」で見るので「これは今、現に自分の目が見た、目で見たものは発声の音と同じである。ということは、これは自分が書いたのも同然なのである」という脳の中での作偽のスリ替えを行っている。
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脳が、「臨死状態」に向かっているのです。 この「生きている人間の世界」に、いつの間にか「死の共同幻想」が入り込んでいるという心的現象については、吉本隆明が「共同幻想論」(角川ソフィア文庫)のくわしく書いているところです。 このように、女性が発言して子どもや夫にも死にゆくことを若い年齢のころから受けい容れさせる日本人の自然意識の構造は、一体、どういうものであるのか?の問題の所在を、今回の「研究会」の「名詞文がなおも書けない」という現象が鮮明に示しています。 この構造をはっきりさせたことはなにか?といえば、それは「言葉の意味」を不問にしたまま「名詞文を書こうとする」ということです。 ある人は、こう発言します。 ◎「演繹に関する言葉」の言葉の意味を辞書で調べました。調べるのに、とても長い時間を要しました。 この方は、作業に時間がかかることを厭う人ではない人です。面倒がらずに根気よく、努力して実行できている人です。行動の「秩序意識」の倫理意識になんらの問題を抱えているとい人ではありません。 だからこそ、「辞書で言葉の意味を調べたら大変だった、とても時間がかかった」という発言は、非常に大きい問題が含まれていることが純粋に伺われるのです。 「なるほど」と理解できた問題とは、「メタ言語」から見た「日本人の脳の中での言葉の憶え方」です。 ◎ここを簡単に整理して説明いたします。 ◎日本人は、脳のなかで言葉を記憶するのに、「聴覚」だけで記憶している。 これは日本人にとって記憶の仕方の強力な鉄板行動である。 言葉を記憶するという時、多くの日本人は「言葉」だけを目で見ても、人の言葉を耳で聞いても、「言葉」だけ、を憶える。 その言葉の「意味」は憶えない。 調べない、人から耳で聞いても「憶えない」。 ●理由は、「日本人にとっては、言葉とは、行動のためにあるものである」からだ。 「行動」とは、「読むこと」「書き写すこと」「「話すこと」「聞くこと」「手足を動かす行為のこと」などである。 ●日本人にとっては、「言葉の意味」など無用の長物物でしかない。「余計なもの」であるのだ。 この日本人の脳の働き方を、「明治の文部省」は「言葉の意味など後からついてくる」と辞書で調べることの「放置」を推奨した。 ここから日本人は、言葉の意味をデタラメに思い浮かべる、このデタラメをしゃべる、デタラメの思い・感情のままに行動する、デタラメを多いに喜ぶ、という特異な文化の民族となった。 日本人は、文献など、どんな先達者のテクストに見る「言葉の意味」を読んでも、これをデタラメに解釈するというように、「意味」を無用物にする「デタラメさ」を徹底して喜ぶので、永遠に正しい言葉の語義を記憶することはない。 これが「母系制」による歴史的な「認知症」のルーツ、起源になる。 また子どもの破滅の未来を喜んできた「母親」を核にした家族の歴史でもある。 ◎「メタ言語」から説明する。 ●「聴覚」の「音」が言葉を記憶している。 子どもの頃は「母親」の「おしゃべり」のとおりに「言葉」を憶えてきた。 「聴覚」とは「発声・発音」のことがから、「自然意識」のことでもある。 ●「日本語」(ヤマトコトバ)の「自然成立」の「ル」「ラル」「レル」が「尊敬語」「価値が高いものの典型」であるから、「聴覚」にかかわるものはどんなデタラメであっても「非常に価値が高い」と価値判断を行う。 モデルの名詞文を目で見た時、これは「ジョン・ロック」の「第二の性質」の「音」で見るので「これは今、現に自分の目が見た、目で見たものは発声の音と同じである。ということは、これは自分が書いたのも同然なのである」という脳の中での作偽のスリ替えを行っている。
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