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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・845号) (令和3年6月29日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
◉ポルソナーレ・第5ヵ月目の「自己カウンセリング研究会」の「研究会」の総括の続き・パートⅢ。
◯6月26日の「研究会」は、6月の2回めの実地です。
◯7月からは「第6ヵ月目」に入ります。「フォーム」も第6ヵ月目の永久保存版の「原版」をコピーして「構成」と「形式」にしたがって「名詞文」を買いていただきます。
これが変わらない「自己カウンセリング研究会」の教育方針です。
◯今回の「研究会」にも遠路よりのご出席を頂き、この「ポルソナーレの自己カウンセリング研究会」の教育の狙いと目的を厚くご支持していただき、支えていただきました。 心よりの御礼をもうしあげます。
◯「研究会」にご出席の皆さまには、なにを支持していただいているのか?といいますと、それは明確です。
鈴木孝夫(当時、慶應義塾大学・名誉教授)が言っていました。
「日本の国語教育では、漢字・漢語は、読めさえすればいい。意味の理解は後からついてくる」というのが「当時の文部省、国語審議会の方針だった」。
では、実際に日本人の誰もが、「漢字・漢語」の言葉の意味を今、現在、「辞書で調べて、その言葉を意味のとおりに文を書いたり、読んだり、話しているのか?」というとそういうことはまったく無い、というのが日本人の根源的な問題になっています。
これは、考察してみると、ひとりの人の知的な能力の問題ではなくて、日本語(ヤマトコトバ)を生成する脳の言語野の構造の問題であるのです。
ここは「メタ言語」という脳で言葉がつくられる生成の過程での人間的意識を理解しなければ、「いったいなぜ、言葉の意味などどうでもいい」と不問にしうるのか?の理由はわかりません。
●意味の例。
◯「いずれも、あける、と読む」。
明ける・・・暗い部分が明るくなる。
開ける・・・塞いでいる部分を取り除く。
空ける・・・中身を取り除きからっぽにする。
この例のように、日本人は「脳で言葉を憶える」のを聴覚の「音声・発音」だけで記憶するので、「意味」などは存在しないと決めつけています。
「あける、の言葉の意味」を認識の対象にしないのです。
理由は、メタ言語の観点から日本語をみると、「あける」というひらがなの音だけしか脳で記憶できないからです。
ここでいくら「明ける」の意味は、「開ける」の意味は、「空ける」の意味は、それぞれこう違う、と説明しても、その説明の言葉は耳で聞くにしても、説明する意味の違いは記憶できません。
原因は、言葉の意味は音声・発音の「音」で記憶するのではなくて、「目で見る」という「視覚」の知覚が認知するものであるからです。
意味は、脳の言語野の「ブローカー言語野・空間性の領域」で記憶するという特質のうえで成り立っています。
ここを理解できれば、独力でこのデマコギーの世界を健全に生きられます。 |