谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)]
[お試しカウンセリング] [カウンセラー養成ゼミ] [ゼミ・イメージ切り替え法]
[脳の働き方から変える新・性格教育法] [入会案内]
のいずれかをクリックして、ごらんください。
なお、ご投稿は、「文章」に社会性があること、社会的責任が表現されていること、を基準にして受け付けます。

うさ子とクマ江の掲示板はこちら

[トップページ] [新規投稿] [タイトルリスト] [スレッド一覧] [内容表示] [使い方]
件ずつ ページ目 and or 検索

[次の1件>

[6148] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 日本人の「記憶の仕方」、その改善策についてのカウンセリング・・・その2。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2021/12/07(火)09:24
[6148-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 日本人の「記憶の仕方」、その改善策についてのカウンセリング・・・その2。 谷川うさ子 2021/12/07(火)09:24
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓
(第1期・996号)
(令和3年12月7日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。ポルソナーレの田原です。

日本人の「記憶の仕方」、その改善策についてのカウンセリング・・・その2。

●「名詞文を書きましょう」という方針にしたがってレクチュアしてきて、気がついた日本人の記憶の仕方は「丸暗記している」ということです。

◯模範となる名詞文の書き方を示すと、これをただちに「コピー」のように「丸暗記にかかる」という記憶の仕方を行うというのが日本人に共通した学習の仕方です。

はじめは、「丸暗記」のまま提出された回答の文面を見ると、ここには教えたことがそのままそっくり書き表わされているので、「よく学習できています」と高く評価していました。

ところが「推移律」とか「5W1H」などのように「概念思考」を必要とする「名詞文」では、「概念」という対象の意味の「像」をイメージすることが必要になります。

ここが日本人の認知症の分岐点になっています。

●日本人は「暗記」して、これを「伝える」ということは出来ますが「自分は、なにを伝えたのか?」の内容を説明できないのです。

言い換えると「理由」とか「根拠」について説明できないということです。

これは「自立した知性」にはほど遠く、ただの「配達人」の行動でしかありません。

◯会社の上司が「これこれこういうことについて、調べてくさだい」と指示した場面で、「はい、お持ちしました」とコピー(丸写し)の書類を運んで来る、という場合ならば、「自分がなにを記憶したのか」を説明できなくても、また内容をデタラメに解釈していても、説明責任はありません。

内容の正否の判断は上司が行うからです。

◯また「行動」の対象の現実が正常ならば、「あなたの運んだ丸暗記(コピー)の内容は正当です」という評価が成立します。

これは典型的にはパソコンの機器のセットの行動に見られます。

これが「スキル」と言われている「行動」の実態です。

●ここでの説明は「言語理論」についての知識がなければ「いったい、なにを問題にしているのか?」について理解できない問題です。

◎「行動」には大きく分けて2つがある、ということを指摘しています。

●吉本隆明は「言語にとって美とはなにか」(勁草書房)のなかで「人間の意識」は「関係意識」と「了解意識」の2つがある、とつきとめています。

◯これはメタ言語からいえば「空間性の意識」(関係意識)と「時間性の意識」(了解意識)のことです。

●空間性の意識は「自律神経」の「交感神経」の働きのことです。

●時間性の意識は「副交感神経」の働きのことです。

さらにいえば「関係意識」とは「動詞の言葉」の意識のことです。

「了解意識」とは「普通名詞」「抽象名詞」「形容詞」などの言葉のことです。

●ここに述べていることは「言葉」「言語」を生成する以前の人間的意識の「脳の働き方」のことです。「メタ言語」といいます。

[6148-2] 谷川うさ子 2021/12/07(火)09:24
   ◎次に、いよいよ「言葉」「言語」を問題にするときには「視覚」「聴覚」「触覚」の自律神経が脳の言語野でどのように「言葉」「言語」の構造を形成するのか?を理解する必要があります。

●左脳、右脳とも、ブローカー言語野は空間性と時間性とに分けられています。(3分の2が視覚、空間性。3分の1が聴覚、時間性、の領域になっています)。

ブローカー言語の「3分の1」の時間性の言語猟奇は「聴覚」の支配です。クローズアップのイメージを表象します。

◯この「時間性のブローカー言語野」(動詞文を生成します)は「ウェルニッケ言語野」(触覚の知覚を記憶します)と隣接して相互性、互換性の関係にあります。

◎日本人はこの「ウェルニッケ言語野」で「記憶する」のです。

●なんどもなんども繰り返し反復して「丸写し」の行動で「記憶する」と、「関係意識」は「記憶」という行動に「形式」の秩序をつくります。

これがモラル(倫理)という「共同性の意識」です。

●日本人の文化、職人の行動はこのモラル意識が生み出しました。

「みんながやっている」の行動の対象にしてきました。

これが日本人の丸暗記(コピー)という行動の仕方です。

◎続きます。


<前の1件]


スレッド[6148]一括削除
削除する 管理者用パスワード

[2024/11/23 01:31] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子