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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・1016号) (令和3年12月29日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
●「日本人の女性の脳の働き方」の異常性について、その8。
●日本の女性の「脳の働き方」の異常さとは、視床下部での行動の作り方にあります。
●大木幸介は、「脳と快感 脳内麻薬物質と快感のメカニズム」(実業之日本社 1983年)や「脳がここまでわかってきた 分子生理学による心の解剖」(光文社・カッパサイエンス 1989年)などで、「視床下部」が「欲の脳」であること、「欲」とは「性欲」「食欲」が主なものであることを説明しています。
重要なことは、「欲」の中枢神経がいくつか集まった集合体が「視床下部」であることです。
●さらに驚くべきことは「視床下部」の集合をつくる「欲の中枢神経」は自律神経の交感神経と副交感神経とに分かれた「中枢神経」になっていることです。
●「性欲」の中枢神経は「背内側核」と「思索前野」ですが、「背内側核」は交感神経、で「男性の性欲」の中枢です。
●「思索前野」は「副交換神経」の中枢です。 「女性」の「性欲」の中枢です。
「女性」にとっての「交感神経」は「食欲」の「食べたい欲」(外側核)と「食べたくない欲」(腹内側核)です。
もちろん、「性欲」の中枢神経の以外は、男性も同じです。
●ここで問題になるのは、「男性」も「女性」も「言葉」と「行動」です。
吉本隆明などの哲学者、言語学者は「人間」の「言葉」「行動」の起源を説明しています。
●なんのために「行動」や「言葉」(言語も)を問題にするのか?といえば、「国家」とか「社会」とか「家族」とかは、あらかじめ人間の外に、自然物の物体のように転がって存在しているようなものではない、人間の「意識の外界」に「ある」というものではない、ということを問題にしています。
●人間の脳の「空間性の意識をつくる言語野」に誰もが生成しているものが「国家」「社会」「家族」という「観念である」ということを問題にしています。
●この観念を「共同の幻想」というのです。
●ところが、ここに、これまで誰も気がつかなかったことがあります。
●それは、「脳の言語野」の空間性の言語野とは、「ブローカー言語野」の「視覚のつくる認知や、認知の領域」(3分の2の言語領域)のことですが、ジョン・ロックの定義によれば「視覚」とは、「第一の性質の視覚の知覚」と「第二の視覚の知覚」とに分かれているという問題です。
●視覚の「第二の性質」とは、色、匂い、音、触知、味を分かることです。分かるとは、知覚、認知、認識などのことです。
●視覚の「第一の性質」とは「形」「形状」「型」「場面」「ルール」(秩序)などのことです。
「視覚」の「ゲシュタルト形態原理」のことです。形などの「同一性「共通性」「類似性」が「ゲシュタルト形態」です。
●人間は「視覚」という目で見る感覚をもちますが、「第二の性質」は自然に優先して働きます。
「第一の性質」は、「ユークリッド幾何学」が説明するように、これを見るには「幾何学」といわれる知的な訓練をともないます。誰でもがごく自然に見れるというものではない、という性質のものです。 |