谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[6292] 明日はポルソナーレ自己カウンセリング研究会です ウメムラ - 最新投稿 谷川うさ子 2022/08/13(土)20:50
[6292-1] 明日はポルソナーレ自己カウンセリング研究会です ウメムラ 2022/08/12(金)18:51
   明日8月13日(土)16:30より、8月1回目の自己カウンセリング
研究会です。
台風8号の影響も予想されますので、オンライン参加
なさるなど各自ご判断の上ご参加下さい。

[6292-2] 名詞文・主題「食中毒」 谷川うさ子 2022/08/13(土)14:29
   ●概念思考のその仕方
「もの」の概念とは、目で見たものの「形」「型」「場面」。
「こと」の概念とは、目に見える対象の動きの現す作用、働きかけ、関係づけの中の価値、有用性。

●主題「食中毒」の概念
有害微生物や有害物質に汚染された飲食物を摂取することにより起きる健康被害のこと。時として生命を失うこともある。

●食中毒の「もの」の概念
形、型・・汚染された飲食によって起きる健康被害。
場面・・飲食店、家庭、販売店、仕出し屋、給食施設など

●食中毒の「こと」の概念
汚染された飲食物の摂取によって起きる健康被害。腹痛(腸炎、みぞおちの激しい痛み、腹膜炎)、下痢、発熱、吐き気・おう吐・悪心、、血便、溶血性尿毒症症候群、脳症、神経麻痺症状(四肢の麻痺)、呼吸困難、不顕性感染(自覚がないまま感染を拡げる)、肝機能の悪化、口唇・舌のしびれ、意識混濁、死亡などを引き起こす。

●ゲシュタルト形態原理(右脳の視覚野(ブローカー言語野・空間性の言語領域)を働かせる)
①同一性・・視覚の「第一の性質」の認知の内容。対象の本質を表す「形」「型」「存在の場面」。
食中毒の同一性は、有害微生物や有害物質に汚染された飲食物の摂取によって起きる健康被害。飲食店、家庭、販売店、その他で起こる。

②共通性・・視覚の「第一の性質」の認知の内容のうち、「形」「型」が同一で、共通していること。
食中毒の共通性は、飲食店、家庭、販売店、その他で起こる健康被害のうち、汚染された飲食物をきっかけとするが、その飲食物を直接の原因としないもの。

③類似性・・視覚の「第一の性質」の認知の内容のうち、形、型は異なっていても、「性質」が同一で、共通していること。
食中毒の類似性は、食中毒を引き起こす細菌、ウィルス、寄生虫、自然毒、化学物質を飲食しても、健康被害に至らないということ。

●ジョン・ロックの第一の性質(左脳のブローカー言語野「空間性の言語領域」を働かせる)
①形状・・目で見た対象の形、型(パターン)についてを説明する。
 有害微生物や有害物質に汚染された飲食物を摂取することにより起きる健康被害のこと。
②延長・・「同じ」「地続き」が意味。目で見た対象の「質」「形」「型」が共通していることを説明する。
 食中毒の延長は、飲食店、家庭、販売店などで起こる健康被害のうち、汚染された飲食物による原因によらないもの。あるいは、食中毒を引き起こす細菌、ウィルス、寄生虫、自然毒、化学物質を飲食しても、健康被害に至らないということ。
③運動・・「機能」「性質」「価値」を内包する概念です。目で見たものの動き方、働き方が生み出す「作用」、関係づけのつくるルール、約束、決まりといった秩序を説明します。「法則」を説明しましょう。(目で見て分かること)
 食中毒の運動は、健康被害。下痢、発熱、腹痛など。
④静止・・「決定」「変わらない」「固定している」という概念を内包しています。特に、対象が持っている法則だけを説明します。(見た目ではなく中身のこと)
 食中毒の静止は、汚染された飲食物によって起きる健康被害。
⑤凝固・・「帰納」でプリンシプル化している法則のこと。あるいは、「演繹」で証明に用いられる普遍的な法則を説明します。(知覚の認知のこと。目で見たものは何かを分かる)
 食中毒の凝固は、正しい食中毒予防を行わないことによる、汚染された飲食物による健康被害。

[6292-3] 谷川うさ子 2022/08/13(土)14:29
   5W1H
5W1Hの概念
when(時)
where(場所、空間)
who(関係する当事者、特定の人物、一人称、二人称、三人称)
what(もの(物。者) こと(事、言)
why(理由、目的)
how(手段)

食中毒の5W1H
その1
鮮魚店で調理・販売されたウナギのかば焼きを食べた人が、サルモネラ食中毒を発症した。原因施設では、さばかれたウナギを仕入れ、白焼きやかば焼きを調理していた。調理をする過程で、加熱前のウナギをさわった調理人が、調理後のウナギにさわり、二次感染したものと推測された。また、生のウナギに使用した水で、手袋を洗っていたことも原因と考えられた。
when「時」 不明
where「場面」 鮮魚店で
who「消費者」 ウナギのかば焼きを食べた人が
what「問題」 サルモネラ食中毒を発症した
why「原因」 調理人が、生のうなぎをさわった手を介して、加熱後のうなぎを二次感染させた
how「状態」 加熱前のウナギをさわった後で、調理後のウナギに触ったこと、および、生のウナギに使用した水で、手袋を洗ったこと


帰納
前提1 生のうなぎをさわった手を介して、手を洗浄しないまま加熱後のうなぎを二次感染させたことで、サルモネラ食中毒事件が発生した。
前提2 高齢者施設において、原材料の洗浄・殺菌の不備によりО157が持ち込まれ、施設の食事として提供された白菜きり漬けを汚染し、О157食中毒が発生した。
前提3 飲食店で、鶏の生肉を扱った器具、手指を洗浄・消毒しないまま提供された鶏肉を食べた数名がカンピロバクター食中毒を発生した。
結論 卵、食肉や未加熱の食材に触れた手指や調理器具を、そのつど洗浄、消毒しなければ、細菌性食中毒の原因をつくる。

演繹
命題 飲食物は、本来わたしたちの生命を維持し、健康を増進させるものでなければならない。
 予防対策を行うことで、飲食物は、わたしたちの生命を維持し、健康を増進させる。
結論 飲食物で、わたしたちの生命を維持し、健康を増進させるためには、正しい予防対策が必要である。

[6292-4] 8月13日の自己カウンセリング研究会のご報告 谷川うさ子 2022/08/13(土)20:50
   本日、8月13日、8月1回目の自己カウンセリング研究会を行いました。
発表は、谷川うさ子による、主題「食中毒」の名詞文とその内容でした。
ご参加者の皆様のアドバイス・レクチュアを受け、先に述べました通りの名詞文の作成に取り組みました。ご参加者の皆様、ありがとうございました。
今回、特に教えていただいたことは、以下の事項になります。
●主題(今回は食中毒)の概念の説明の前に、「ものの概念とは」「ことの概念とは」の説明を行う。
●5W1Hのwhenには、「時」「時間」「期間」「プロセス」「程度」「頻度」「限定」「スピード」「順番」「タイミング」「季節」「状況」「情勢」「時代」などのカテゴリーがあるが、その中でも「時」(じ)という概念による説明が必要である。
●5W1Hのwhoは、「関係する当事者、特定の人物、一人称、二人称、三人称」と説明されているが、特定の人物のみならず、万人に当てはまるような説明を行う。
●5W1Hの、田原先生が挙げてくださったカテゴリー概念(上記の「時」「時間」「期間」・・等)は、全て辞書で意味を引く。そのうえで、当てはまるものを選ぶ。
●帰納の説明では、「前提1」「前提2」「前提3」に書かれていることのみを使って、そこから導き出される「結論」を述べる。

お疲れ様でございました。
次回は、他のご参加者の皆様の発表になります。どうぞよろしくお願いいたします。
全国の皆様、どうぞ台風にお気をつけください。


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[2024/11/25 03:06] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子