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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・108号) (令和元年5月19日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎「自己カウンセリング研究会」は、自己カウンセリングの実践を「フォーム」の構成の形式にもとづいて名詞文を書く、というやりかたでおこないます。
新聞などの報道に見るように、今、日本はもちろん、世界の経済社会は「テクノロジー」が「5G」(第5世代の通信情報の送り方とその技術)へと突き進んでいます。
これは、現在のテクノロジーの汎用性がもっと高度になり、インフラはもっと深く進行していくという情勢が予測されます。
今、現在でも、スマホ、パソコンなどのワープロソフトは、人間社会のありとあらゆる「言葉」(言語)をプログラム化しています。
テクノロジーのこういう状況について、だれもが「便利だ」「人間の労力の代わりになるから助かる」と語ります。
電車のなかでは、長い時間をスマホの画面を見ていれば気分よく過ごせるから通勤も楽になった、と喜んでいる人も多いでしょう。
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、スマホとかパソコンの画面を見るということは、「ワープロソフト」が人間の遣う言葉のことごとくをプログラム化している、ここで表示される「文字」「言葉」(文、文章、画像も)を見ることになるので、「人間のものの事物を見る目の視覚の知覚」はまったく働いてはいない・・・人間は、仮想という空間を目で見ている・・・これは目の自律神経の交感神経はまるで働いてはいない、副交感神経しか働いていない、ということです。
◎目の視覚の「交感神経がはたらいていない」とは、人間は、(とくに日本人は)、仕事の言葉、学校の勉強の言葉(これらはどれも、名詞、抽象名詞の言葉です)は目、耳の交感神経が働いて認知したり、認識するというのが本質なので、丸暗記すらもできなくなっている、という脳の働き方が普通になっているということです。
脳の言語野は、交感神経の言語野ではなくて、「副交感神経の言語野」しか働いていません。
●「目」の視覚の知覚は、遠くを見る、近くを見る、のふたつをおこないます。
●遠くを見る、は、乳幼児が「あれなあに」と指差しで示すように、空間性の意識の感覚の知覚で認知できるものを指します。この空間性の意識は、交感神経がとらえるもの、です。遠くのものは、交感神経が認知します。遠くのもの、=空間性に実在するもの、です。
遠くを見る、は、脳の空間性の言語野で知覚します。
●日本人は「時間性の言語野」で日本語(ヤマトコトバ)を憶えてしゃべります。この「時間性の言語領域」は「副交感神経の領域」です。
脳のなかの「時間性の言語領域」は、憶えたコトバも、憶える人間の行動も、その当事者の人間も、すぐに消えて無くなり、死滅するということを本質にしています。
「時間性」「空間性」とはなんのことか、は、ハンナ・アーレントが「人間の条件」(ちくま学芸文庫)のなかでだれにもよく分かるように説明しています。
●仕事であろうとも、遊びであっても、スマホやパソコンの「画面」を見つづけるということは、脳の言語野は「時間性の言語領域」しか働いていないというのが事実です。
●スマホ、パソコンの以前は、仕事の言葉や勉強の言葉をなんとか「丸暗記」で憶えて仕事の行動を「日光猿軍団」のようになりたたせていました。
ここでは目の交感神経はかろうじて機能していました。だから日本人といえども、漢字・漢語の音読みとその言葉の意味(概念の意味)を理解できていたのです。 |