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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・107号) (令和元年5月18日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎先日まで、「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」の実践の仕方・・・「フォーム」への書き方をコーチングしました。
モデルは、「Ⅰ・主題」の「視線恐怖」です。
◎この「視線恐怖」の名詞は、これが名詞である、と説明する必要がある、とはすでによくご理解していただいていることと思います。
●その説明のしかたとは、「視線恐怖というもの」と、「視線恐怖ということ」のように「もの」と「こと」のふたつの名詞をつないで、ふたつの「名詞文」を言い表す、ことからはじめます。
●大事なことは、名詞の本質とは、実在性(永続性・耐久性のことです)にあるので、とくに日本人は、脳の働き方の動詞文につくりかえる無意識の作為から離脱するためには、「視線恐怖というもの」の実在性を自分で納得できるようんに努力して証明しなければならないのです。
●ここで、「証明しなければならないのです」という目的は、脳の働き方を「名詞文の言語領域」に変えるため、にあります。
●そこで「名詞の実在性」とは「ゲシュタルト形態原理」の「視覚」の「感覚の知覚の認知」(吉本隆明によります)を説明することである、とすでにガイダンスしています。
●ゲシュタルト形態の「目で見る視覚の認知」の初めの基本型は「同一性」です。
●そこで、「視線恐怖というもの」の「もの」の実在性・・・「同一性」とはこういうふうに考えてください、ということを前回まで、連載でコーチングしてきました。
●視線恐怖という名詞の「実在性」とは、まず「恐怖」という言い表し方がおかしいのである、ということから解説しました。
これはいつでも、どこでも、日本語(ヤマトコトバ)の動詞文は、名詞の言葉を動詞のコトバに変えてしまうので、これが原因で、「恐怖」とはすなわち「こわい」の意味であると、オレオレ詐欺のように騙してきたのであると説明しました。
●では、「恐怖」とはなんのことかといえば、なんのことはない、仕事の言葉とか学校の教科書の言葉(名詞の言葉のことです)を丸暗記もできない、という場面に立った時に、その「仕事の言葉」も「勉強の言葉」も「娯楽」とか「食べ物」とか「趣味のもの」と同じように「好きなもの」ではないので「丸暗記はできない」・・・だからといって「嫌いなものでもない」・・・そういう対象として関わる・・・これが「恐怖」の本質の「同一性」の内容です。
前回までこういうことを説明しました。ご理解いただけたでしょうか。
●仕事の言葉とか、学校の勉強は、好きではないけれども、ましてや「嫌いでもない」から、関わりを止めるというわけにはいかない、と思うでしょう。
お金がほしいとか、社会から孤立すると引きこもり、ニート、認知症と、どれにでもなるので、これはあまりにも哀れな自分ではないかと思ったということも背景にあるでしょう。
関わりを止めない本質とは、「時間性の脳の働き方」だけしかおこなえなくなるから、にあります。
◎「時間性の言語領域」の言葉は、「すぐに消滅して形が消えてなくなる」、がその意味です。
丸暗記とは、日本人にとっては名詞の言葉を記号化して自分の行動を可能にするゆいいつの脳の働かせ方でした。
仕事、勉強の言葉を丸暗記もできないとすると、そこではごく表面的な撫で回し、読めればそれでいいとする仕方の、上辺だけの関わり方しか行わない、ということを行い、仕事の当事者であるにもかかわらず「他人事」のように、見物人のように、お客様気分で仕事をするとか、学校に行く、ここでは、夢遊病者のようにふらふらと夢見心地でぼんやりと仕事の現実のなかの人の話を聞く、命じられたこともどんどん忘れる、という関わりをしていることになるでしょう。 |