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日本人の心・精神の 病気は動詞文の 動詞をしゃべることが つくる。 男性の心・精神の 病気はさしあたり「行動の ために言葉が むすびつく」と安心する。 その言葉は解釈の 言葉だから、「行動」が 止まれば 分裂病が一人 歩きして精神 崩壊か、痴呆症に 行き着く。
●日本の男性は、「行動」ではなく、言葉を分裂病化して「行動」が止まる
《相談の事例》 私は、書かれた言葉、人からの説明の言葉が頭に入ってきません。疑いと不信の気持ちが起こり、仕事をしても、人と話をしても落ち着きません。 (男性、50歳、会社勤め、技術職、匿名、風山吉三郎)
私は「疑惑癖」で高校の頃から悩んでいます。 たとえば、今、自分が読んでいる文章があると、自分が読んで分かったと思ったとおりのことが書いてあるのか?となんども、なんども読み返します。 すると、なんど読んでも「分かった」という思いにはならないので、何か別の本を読んで、調べてみたり、辞書で言葉の意味を調べますが、なかなか「分かった」とはならないので、本を読むのが止まります。 分かった、安心したというようにはならないのです。
仕事の中でも、人から言われた言葉がよく分からないので、なんども質問します。会議や打ち合わせの場面でもしつこく質問するので、会議からはずされるとか、説明の場面から追い出されます。 私のこの必要以上に疑って納得したいという悪癖は、必要以上にこだわるからだと言われて精神科に行くようにとすすめられました。 日本の男性の病気とは、「言葉」をデタラメに解釈して分裂病をつくること! 言葉を辞書で調べても、一つだけの辞書では納得がいかず、いくつもの辞書で同じ言葉の意味を調べます。すると、調べている途中で、いくつもの疑いが出てきて、次々に疑問が出てくるのでそれも調べるのでいつまでも調べるのが終わりません。 会社の仕事でもこんなことばかりやっているので、人が退社していなくなってもまだじっと調べつづけています。 上司は、そういう趣味のような仕事の仕方にお金を支払うわけにはいかないと、毎日、退社の圧力をかけられています。
精神科に行って薬を処方してもらいました。薬を服用しても、職場で深夜になっても調べつづける悪癖は治らないので、服用を止めました。
●日本人の男性は、言葉を解釈して自分の行動を壊す
■この男性の相談の事例は、今のテクノロジー時代よりも相当に前の事例です。 現在のパソコン、スマホ、デバイス端末などのワープロソフトを誰もが扱う現実の中では、こんなふうに手で手紙を書いて自分の心身の病気を説明する人はほとんど皆無です。 手で文章を書くとは、そこで、脳の中のブローカー言語野(右脳・虚像)(副交感神経支配の領域)にクローズアップのイメージが思い浮ぶので、そのクローズアップのイメージのとおりに話そうとしたり、手で文を書くと非常に曖昧になるので、「これでいいのだろうか?」という内省が生じます。 相談の事例の男性は、手で文や文章を書くと同時に生じる「内省」を「疑問」として抱えています。 しかし、どんなに調べてもやはり、脳の中にはクローズアップのイメージの不安定な、曖昧なイメージ(解釈)しか思い浮ばないので、仕事も、生活も、全ての「行動が止まる」という認知症(痴呆症)の脳の働き方に変わっています。 |