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『母型論』(贈与論)が 証言する日本人の脳の 働き方の異常とは、 目は見ているのに、 「見えるもの」と 「見えないもの」がある、ことだ。 耳は聞いているのに、 「聞こえるもの」と 「聞こえないもの」が あることだ。 日本人の目はディスプレーの 異常の言葉 だけを見る。 これが脳の働き方の 異常を深くして、 人生の破滅を 喜び一色に 変えている。
●治したい人注目!日本人の脳の働き方の異常とは
日本人の脳の働き方の異常についてわかりやすくレクチュアしています。 相談の事例を匿名で再構成してご紹介しています。 今回の事例は「人前でよくぺらぺらしゃべる。人の字は読めない。人前で字を書くと手が震える」、「学生時代は柔道で活躍していた。会社に入って45歳の今、人がいないのに書類に字を書くと手が震える」「本が好き。本を買って読むが虚しくなる。読んだ本はすぐゴミに捨てる」(しかしまた本は次々に買う)、「高校のころから人の目が気になっていた。就職して3ヵ月で辞めた。外出できず10年が経った」……の4点です。 いずれも男性の事例です。
『母型論』(贈与論)が証明する「母系制」とは、事例にあげたような異常は、脳の働き方がつくり出しているということです。異常をつくる脳の働き方が継承されていることが母系制です。 人間の脳は、左脳と右脳があり、この左脳と右脳には、それぞれ「視覚野」「聴覚野」があります。 左脳の「視覚野」「聴覚野」が「人間社会の現実をあるがままに見る」「文字を正しく読む、言葉の意味を正しく分かる」という働き方をします。
●「目が見えない」「耳が聞こえない」のが日本人の脳の働き方の異常
右脳の「視覚野」は、ものごとの部分しか見えない、色とか表面の形しか見ない、手で触った感触しか認知しない、というように限られたものしか見えません。 全体が見えない、事実関係が見えない、前後関係が見えない、比べたり、違いについてのことは見えないのです。 これが日本人の脳の働き方の異常の基本の内容です。
右脳の「聴覚野」はもっと悲惨な働き方をします。 人間の話す言葉は聞こえないのです。人間の話す言葉は、自然音の風の音、虫の音、動物の鳴き声のようにしか聞こえません。 とくに、名詞、抽象名詞の言葉を「読む」(見る)「聞く」ときに視覚と聴覚の異常が脳の働き方になります。 |