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ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、現ゼミ生の皆様方の厚い御支持をいただいて、日本人の認知症(痴呆症)の実体を明らかにすることができました。 心より厚く御礼を申し上げます。 ポルソナーレの考察では、日本人の認知症(痴呆症)は、日本語(和語・ひらがなの言葉)が「動詞文」の「動詞」しかつくらないために、「名詞」や「抽象名詞」を記憶しないことがつくり出す病気です。
人間の生きている現実は、全て「名詞」「抽象名詞」で作られています。 この「名詞」「抽象名詞」を全く記憶しないことが日本人にだけ特有の脳の働き方がつくり出す病気の認知症(痴呆症)です。 ポルソナーレの現ゼミ生以外のひとびとは、初めから「名詞」「抽象名詞」の学習を放棄しているために、「名詞を学習しても分からない」「抽象名詞を学習しても分からないことを無意識に回避するために、学習の必要をすすめても内扱いの尊大(イバリ)の関わり方が働いてなんの興味も関心も示さない」という態度をあらわします。
日本人の認知症(痴呆症)は、心・精神の病気か、広くいうと、自己免疫疾患の病気(リウマチ、がん、脳の血管病理など)をつくる直接、間接の原因になっています。 しかし、多くの日本人は、動詞文の「動詞」だけでものを考えることを一般的としているために、「名詞とは何か?」「抽象名詞とは何か?」すらも分からず、パソコンやスマホの画面に表示される「全く興味のないアプリ、関心をもてないネット情報」と同じようにサッと遠ざける、ほんの一秒も見る(聞く)という意識が起きないという扱いをしているのが日本人の正しい現実です。
「名詞」「抽象名詞」とは、べつのいいかたをすると規範や法則、法(秩序)のことです。こういう言い方をするともっと「分からない」「何のことか分からない」と無意識に考えるのが日本語(和語)の「動詞文」の動詞だけで生きている多くの日本人です。
インターネットが、今のように「スマホ」を普及させる前までは、「名詞」「抽象名詞」のつくるリアルな現実と、じぶんの目、耳、手、足でじかに関わる(関係つけ)を必要としていました。 パソコンについで、スマホというポケットに入る「コンピューター」が広く一般的になると、「仕事をして最低限か、最小限の収入があれば、他の行動の対象のことはどうでもいい」という「名詞」「抽象名詞」「規範」にたいする「作為」が拡大します。 「人と話すときの話し方のマナーなどどうでもいい」「道路、電車の中の多くの他者と共有する社会ルールなど、どうでもいい」「家族としゃべろうがしゃべるまいが、そんなことはどうでもいい」(腹が減った頃メシだけを用意して持って来い!!)というのが、「偽(ぎ)の名詞、抽象名詞」の急激な拡大です。
じつは、現代の日本人の「スマホの眺め歩き」とか、「インターネット」の情報だけを現実についての「知識」として、それだけで生きていこうとするものの考え方や行動の縮小は、日本人の未開、古代の時代からずっとつづいてきているものです。 「昔はコンピューターはなかった。今は、お金を出せば、コンピューター(スマホ)は誰でも買える」という違いがあるだけです。 |