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多くの日本人は、有名 企業に就職すれば、 自分の人生は安全、 安心、夢を見ている ような毎日になる、 と確信している。 日本語の「動詞文」は これしか行動の仕方が ないからだ。 しかしそれは、毎日、 強迫神経症の日々 でもある。 ポルソナーレが治し方と 正しい行動の仕方を 教える。
《相談の事例》 「わたしは38歳の男性です。 親の期待に応えようと、有名大学に合格し、有名企業に入社しました。会社で仕事の日々になると、毎日がおもしろくなく、もんもんとした日を過しています」 (佐木征四郎(仮名)、38歳、男性、大手企業勤務)
わたしは、名前をいうと誰でもよく知っている有名企業に勤めています。 不安神経症で仕事に全く集中できない状態がつづいて、産業医のアドバイスで精神科に通いながら勤務しています。 仕事は軽減してもらっているのでストレスに感じるほどでもありません。 毎日、仕事はもちろん、何にたいしても興味がもてないという状態がずっとつづいています。 わたしは、有名企業に入れば、人生も生活も安定するという母親の言葉のとおりに、有名大学に合格して、上位の成績で卒業しました。 入社してみると、不安神経症になり安定剤を服用する毎日になりました。 企業はおおきい組織なので、わたしと同じように就労不能の人もたくさんいて、休職中や退職する人もいます。わたしも、毎日が全くおもしろくなく、悶々(もんもん)と過しています。 仕事には全く集中できません。 わたしのいちばんの悩みは、自分の身体が自分の身体ではないように感じられることです。人の話も、壁一枚をへだてて聞いている感覚になります。
《ポルソナーレのカウンセリング》
相談の事例は、男性の悩みです。こういう悩みは、ふだんは誰も聞いたことがないでしょう。うっすらと悩みごとがあるんだろうなあと思える人を見かけたことはあるでしょう。しかし、じっさいのところどういうことで、何について辛い思いをしているのかは誰も知りません。 本人も、なぜこうなったのかは分からないし、いつかは自然に治るだろうと思っているからわざわざ、人に話そうともしません。 |