谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[3895] 読むだけで幸せになる手紙・「受験勉強なのに、ヤル気もあるのに、すぐにマンガを見たり、スマホを眺めて実行できません」、の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/04/25(月)15:46
[3895-1] 読むだけで幸せになる手紙・「受験勉強なのに、ヤル気もあるのに、すぐにマンガを見たり、スマホを眺めて実行できません」、の治し方 谷川うさ子 2016/04/25(月)15:46
          勉強する気持ちは
       ある、しかし続けられない
       という人は多い。
       勉強にとりくむと、
       すぐに疲れて休む、
       マンガ、スマホ、
       パソコンを眺めて3時間
       くらいが経つ。
       これが日本人に多い
       強迫観念の症状だ。
       原因と対策を教える。


 《相談の事例》
 「わたしは受験生です。二浪中です。勉強の計画を立てて取り組みますが、すぐに休んでしまい、続けられません」
 (藤山太郎(仮名)、19歳、男性、受験生)

 わたしは、大学の受験をめざして予備校に通い、自宅で勉強しています。二浪めの受験生です。
 わたしの悩みは、勉強への意欲はあるのですが、実践がともなわないことです。計画を立てても、一日か二日つづけると、止めてしまいます。
 また、一日の中で、勉強の時間を決めて取り組むのですが、一時間も勉強すると、すぐに休みたくなって、マンガやテレビ、スマホなどを見ます。すると、あっという間に3時間、4時間と時間が経って、一日が終わります。毎日、ほとんどこんなふうです。
 わたしは、ヤル気は十分あります。だから、受験のアドバイスとか成功談を見たり聞いたりすると、ヤル気が出ます。しかし、実践がともなわないのです。後にしようとか、次にやろうとか、これが終わったら(スマホを見終わったら)やろうとか思い、実行できません。勉強にとりくむと、マンガやゲームが気になって集中できません。
 
《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談の事例は、日本人だけに多いと報告されている「対人恐怖症」の症状のひとつです。
 人間にたいする「恐怖」の「症状」ではありませんが、「これも対人恐怖症である」と説明されています。

 なぜ「対人恐怖症なのか」というと「強迫観念」という症状の中の一つが「対人」だったり「ものごとにとりくむ行動」のことであったりするからです。
 頭の中に、嫌だな、辛いな、逃げたいな、などのイメージが思い浮んで、いつまでも思い浮びつづけて消えないというときの「イメージ」が、強迫観念です。イメージの内容は何であれ、不快感をともなうのが強迫観念です。
 相談の事例では、「勉強すること」「勉強の内容」が強迫観念です。

 強迫観念というと、「わけのわからない言葉」のことだと思っている人は多いようです。ガスの元栓を閉めたか?どうか?とか、ちょっとした他人の言葉が気になるとか、ひょっとして自分は悪く言われているのではないか?などの「言葉」や「人物の表情」「他者の行為」が「気になりつづける」、ということです。
 
 一般的に「これが強迫観念だ」といわれているものももちろん「強迫観念」です。
 しかし、勉強や仕事も、生活の中の行動のことがらも「強迫観念」になります。
 特徴は「行動が止まること」です。

[3895-2] 谷川うさ子 2016/04/25(月)15:46
    だから、日本人に多い「要介護状態」は、「強迫観念」による「行動の止まり」であるというのが、脳の働き方からみた正しい理解です。

 日本人は、なぜ「強迫観念」を脳の中につくるのか?というと、おもな理由は二つあります。
 一つは、日本語が「動詞文」であることです。動詞文とは、「居る」「帰る」などの「動詞」を、「自分自身にとって」として使うことです。もう一つは、生育歴の中で「母親が、子どもの顔、目を見ない」「ソッポを向いてしゃべる」ことを一回でも経験した子どもが、「強迫観念」をつくる脳の働き方になります。
 ここで「動詞文」は、まず、形容詞が分からないという「認知」の仕方になって、行動の対象の「場面」「状況」を「分からない」という思考の仕方が強力に身につきます。
 
 相談の事例では「勉強をおこなうという状態や場面」を分かるための形容詞の「言葉」を分かることができません。
 そこへ「勉強」とか「計画」とか「実践」という言葉が全く消えてしまい、参考書を眺める、エンピツで書き写す、文章を眺める、という「イメージ」だけを思い浮べます。これが強迫観念です。辛い、嫌だ、分からない、疲れた、止めたい、というイメージが「強迫の観念」です。

 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。
 相手の顔、目を見て話を聞くことと、5W1Hの中の形容詞にあたる言葉を学習しました。
 約1ヵ月で、受験勉強に正しくとりくむことができました。
 首尾よく受験も合格して、こんなに嬉しいことはありません」と、藤山太郎さんは喜びの声を語ります。


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[2025/03/31 19:41] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子