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インターネットの時代 には、「人の前で話す と声も手も震える」 のは無くなったと 思われている。 だが、そうではない。 「バーチャル」(仮想 空間)をつくり「異常 行動」をあらわしている。 「バーチャル」(仮想空間) とは「廃棄食品」(ゴミ)と同じだ。 この「廃棄物」の山から出て現実 (リアル)を壊す行動が 「声、手が震える」 の異常行動だ。 治し方を教える。
《相談の事例・わたしは主婦。中学の頃の人の前で声が震える、字を書くと手が震える症状が、何をやっても治りません》 (葉山節子(仮名)、43歳、主婦)
わたしは、中学2年生の国語の授業のときに、教科書の朗読を指示されました。 このとき、本を読む声がうわずり、泣き声に近い声になりました。 そして声が震えたのです。 このときからわたしは、人の前で何かをすることをとても恐れるようになったのです。 わたしは、24歳で結婚しました。人前で声が震える、手が震えるのを治そうといくつもの薬や治療法にとりくみましたが、どれも効果がなかったので、社会参加は無理と、見切りをつけたのです。 結婚してすぐに子どもが生まれました。
結婚してみると、義母や義父などまわりの人の顔色をうかがい、ちょっとした一言にキズついて辛い思いをする毎日になりました。人の言った言葉に苦しみ、死ぬときは自殺だと思いつめてきました。 人前で胸がドキドキする、本が読めない、手が震えて字が書けない、という症状は変わらず、治りませんでした。
子どもの学校の生徒会で役員に選ばれました。わたしはパニック状態になり、一週間も寝込むことになったのです。 精神科の薬を服用してもちっとも恐怖心は消えません。心は、自分はダメな人間なんだという思いに向かい、身体は、まるでロボットのように無感覚のままに動きます。 治そうとか、治ろうとするともう一人の自分がいて、手が震える、声が震える、人の前でドキドキする自分に引きずり落してシバリつけているようなのです。 |