|
本日、病院のお医者様よりご連絡をいただきました。 田原先生には肺に穴が空いており、ここから空気を外に出してあげないと「気胸」といって、肺が押されて縮んでしまうという状態でしたので、管で空気を外に出してあげていました。 この管が本人に負担なので、「気管支充填術」で穴を塞ごうとしましたが、 その手術自体、体力の低下した田原先生にはリスクなので、中止になっていました。 しかし、管を入れっぱなしが本人にも負担であり、感染源になるので、管を抜く処置を行ったそうです。 一昨日、肺の管を抜く前に、チューブで途絶させる状態を作り、肺の管を抜いたのと同じ状態を作り、一晩様子を見たが、肺は縮まなかったということで、管を抜いたそうです。 (手術はしなかったけれども、手術をしたと同じ状態になったと言って良いのかと思います。)
今後は、全身の衰弱が進んでいて、ご飯も食べられないので、点滴で栄養をとり、食事はゼリー飲料で「お楽しみ程度」に行い、現状のキープを目指すそうです。 そして、療養型の病院を探すので、そちらに転院することをゴールに考えてくださっているそうです。 しかし、命の急変の可能性はいくらでもあるので、その時は延命処置はせず、モルヒネや鎮静剤などにより、苦痛の緩和の医療を行うとのことです。
田原先生ご本人にも面会が許されたので行ってまいりました。 横たわっておられ、腕と手以外はほとんど動かせないようでしたが、 先週よりさらに小さなかすれたお声で、少し話をしていただくことができました。 「透析をした」とか、「今日、何をしていた?」とか、「また来て」とか 断片的な言葉を交わすことができました。 「苦しいですか?」と聞くと「苦しい」とお答えになります。 呼吸が息苦しく、全身も痛いそうです。 でも、「死にたい程ですか?(モルヒネ等を入れたいくらいですか?)」と聞くと、「そうではない」とお答えになります。 また、目は見えるけれど、目を長く開けていられないので、今はテレビもご覧になっていないそうです。 「生きていてくれたら嬉しいんですけど」と言うと、「頑張るよ」と言ってくださいました。
病院の心理士の方が田原先生に毎日話しかけて、「映画がお好きなんですって?」など、色々、お話をしてくださっているようです。「精神状態は良いようだ」と言ってくださいました。
安倍宏幸様、透析は行っているようですのでご安心ください。 ご心配をありがとうございます。 次回の自己カウンセリング研究会のご参加を楽しみにお待ちしています。 匿名様、いつも暖かく力強い応援をありがとうございます。 匿名様は研究会にご参加されないとのことで残念ですが、自己学習の方、頑張ってお続けください。 匿名様もお仕事、頑張ってください。 その他、応援してくださる皆様、お祈りしてくださっている方、お見舞いの品を送ってくださる方、私、谷川うさ子にまで気遣いや励ましをくださっている方、本当にありがとうございます。 |