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本日、田原先生の主治医のお医者様から連絡がありました。 ご本人が先週から食事を摂っておらず(食事を摂ると痛いというので、高カロリーのゼリー飲料を摂るばかりだったとのことです)、衰弱が激しいので、今のままでは手術をしてもその途中で命を落としてしまうこともありうるということ、そして、ご本人は、先週までは手術についても「何でもやってください」という感じだったが、今日、「止めてほしい」と言われたとのことでした。ご本人の意志の通り、明日の手術は中止となりました。 手術をしないと、肺に穴が空いたままとなり、管を通しっぱなしになるので、そこから感染を繰り返し、抗生剤を投与し続け、衰弱を重ね、やがて病院に居たまま命を終えることになると言われました。「それでいいんですね?」と念を押されました。 ご家族の望むことは?と聞かれたので、「本人が今も、これからも、最後まで苦しくないこと、それだけです。お願いします」と答えました。そこで、そのような場合には、モルヒネや、鎮静剤を使うことの確認を頂きました。でもまだその時ではありません。いつそのようになるかはお医者様も分からないそうです。 私、谷川うさ子は、お医者様の許可を得て、10分間の面会に行きました。開口一番、「いい人生だった。最高だ」と言われました。そして、感謝している、ザッツオーライだと何度も言われました。 「ウメムラさんやカネダさんが家に来て、研究会しましたよ。他の皆さんはオンラインで参加しましたよ。これからもずっと続けます」と伝えたら喜んでいらっしゃいました。そして、手を握って、「お別れだ。あばよ。あばよ」と何度も言われました。私も「分かった。あばよ。あばよ」と言って別れました。でもまたお会いできるかもしれません。 お祈りしてくださった皆様、ありがとうございます。 |