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4月1日、田原先生の主治医のお医者様から連絡がありました。 現在、肺膿瘍(はいのうよう)といって、左の肺の半分が膿のかたまりができて真っ白の状態になっているのですが、これに対して抗生物質で治療をして1ヵ月になります。 熱とか酸素の状態は落ち着いているので、鼻チューブはしていません。また、食事も水分も摂れているので、点滴もしていない状態です。 問題点が2つあります。 一つは、体が弱っていて、リハビリが進んでおらず、なんとかつかまり立ちができている状態なので、退院は難しく、今後、リハビリ病院か、長期療養型の病院に転院になるかもしれないとのことです。 もう一つは、肺膿瘍(はいのうよう)により、肺に穴が空いてしまっており、このために鼻から吸った空気が肺の外にもれてしまう状態(気胸・ききょう)になっていることです。これに対して、肺に管(くだ)を入れて、空気を吸い出してあげている状態です。これをいつまでも続けるのは負担なので、手術で穴を塞がないといけないのですが、高齢で、腎臓も悪く、リスクがあるので手術が難しいとのことです。そこで、お医者様は、外からの手術ではなく、中から「気管支鏡」(きかんしきょう)を入れて、空いている穴を塞ぐための詰め物をするということを考えているとのことです。 気管支充填術(きかんしじゅうてんじゅつ)というのだそうです。 これには家族の同意が必要なので、4月4日(月)に病院に来てくださいとのことでした。明日、ご家族の方が行かれます。 |