谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5840] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 ◎第三期の、ポルソナーレ「自己カウンセリング研究会」の「フォーム」(Form)のとおりに「名詞文を書くための基礎講座」。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2021/02/08(月)19:52
[5840-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 ◎第三期の、ポルソナーレ「自己カウンセリング研究会」の「フォーム」(Form)のとおりに「名詞文を書くための基礎講座」。 谷川うさ子 2021/02/08(月)19:51
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・714号)
(令和3年2月8日)
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こんにちは。ポルソナーレの田原です。

◎第三期の、ポルソナーレ「自己カウンセリング研究会」の「フォーム」(Form)のとおりに「名詞文を書くための基礎講座」。その8。

◎フォームの構成、「演繹」(えんえき)という思考の仕方で、「名詞文」はこう書きましょう。

◎「研究会」で提示された「主題」の「1」(数のいち)をモデルにして、「演繹」の「思考の方法」と「名詞文」を説明します。

「研究会」で、主題に「1」(数のいち)が命題に立てられました。

フォームの形式の構成の「もの」と「こと」にしたっがって「名詞文」が作製されてご提示をいただきました。

これについてコーチングとして、「1」というもの、「1」ということ、の「もの」「こと」の語義から「もの」の名詞文、「こと」の名詞文のモデルとなる「名詞文」をこのニューズレターでご紹介しました。

先日、このコーチングののち、匿名の方から「1」(数のいち)を主題にした修正版の「名詞文」をお送りいただきました。

「評価をお願いしたい」ということでした。

その修正版の全文をご紹介したいところですが、ここでは「演繹」のレクチュアーをテーマにしますので、「演繹」とは?の理解の観点から「1」(数のいち)の「もの」「こと」をモデルにしたレクチュアーをお伝えします。

すこし煩雑に見えるかもしれませんが、「演繹」の理解を優先してお読みになってください。

●注・プリントアウトして紙の上でお読みください。

◎匿名の方の修正版の「1」(数のいち)の「名詞文」は、ポルソナーレがコーチングした「1」(数のいち)の定義がそのまま踏まえられています。

●「同一」の個物、個体を「一対一」で人為的に「対応」させれば、「同じ」であるという認識を得る、この「同じ」という認識の、「個物」「個体」が「量」・・・「もの」である。

●「対応」させるという時の「対応」=「一義性」が「法則」・・・すなわち「法則」=「こと」である。

●このことが、名詞文の内容として書かれています。

◎しかし、名詞文の説明を見ると、「事例」に・・・「イス」「生徒」、「花瓶」「花」などが「一対一対応」とその結果、「同じ」という認識が得られる、という文が書かれています。

これは「帰納」の思考の仕方です。

「帰納」は、事実として「イス」が1個」、事実として「生徒」がひとり、というように「事実」を前提を思考して「法則」の「結論」・・・「イスが1,生徒が1,だから同じである」と思考します。

「帰納」の限界は、「ゾウのいち」「蟻のいち」の「1」は「一対一対応」で、なぜ「数のいち」と証明される法則が成立するのか?を説明できないことにあるのです。

「同じ」という法則は、「事実」の学習で得られる認識です。

●前提1・イスの1個の個物は「1」である。
●前提2・生徒の一人の個体は「1」である。
●前提3・言葉の「いち」は、「1」(数のいち)である。

●結論・ゆえに、「イスの1個物」、「生徒のひとりの個体」「言葉のいち」は、数の「いち」である。

[5840-2] 谷川うさ子 2021/02/08(月)19:52
   このように、「述部」を同義とする「帰納」で「いち」(1)の法則が導き出されてます。

ここでは「一対一の対応」で「同じ」を認識するという「数の法則」を言い表す「事実」の特定の仕方が、新しく学習されています。

これは「行動のための丸暗記」の思考の仕方です。

それでも、自力で「主部」も「述部」も「同じ法則をもつ」という「帰納」による思考で、いくつかの事実から法則を導きだせれば、現在のプラグマティズム(確率理論)では、セレブのグループに入れることは確かです。

◎「演繹」(えんえき)の思考の仕方について。

◎「演繹」の名詞文のモデルを説明します。

●前提1・アリストテレスは死んだ。
●前提2・カントも死んだ。
●前提3・ヘーゲルも死んだ。

●結論・ゆえに、人は死すべき存在である。

●この例文ではどの「述部」にも「人はすべて死すものである」という法則が内包されています。

前提のなかに「法則性」が含まれている、ということです。だから結論でも「法則」が証明されるのです。

◎こういう「演繹」の思考法は、経営や、学問、モラル、教育、病気の治療などで、なにごとかを語る時には「絶対に間違えてはならない」、という「行動」の場合の思考の仕方として大変に重要です。

◎「演繹」思考の事例の2つめ。

●前提1・アリストテレスの学的業績は哲学である。
●前提2・カントの学的業績は哲学である。
●前提3・ヘーゲルの学的業績は哲学である。

●結論・ゆえに、アリストテレス、カント、ヘーゲルは哲学者である。

●この事例では「述部」に「一般的な法則」が内包されています。

「主部」の命題の法則が「証明」されています。

こういう「演繹」の命題の立て方では「哲学という学的な知識」・・・つまり「法則」の理解が必要です。「哲学」という学問についてなにも知らないところでは、「演繹」は思考できません。

◎「演繹」の思考の例、3つ目。「1」(数のいち)の演繹の場合。

●前提1・Aの家族に初めての子どもが生まれた。
●前提2・次に、Bの家族に初めての子どもが生まれた。

●結論・ゆえに、「A」の子どもの個体と「B」の家族の個体の子どもを「対応」させると、Aの家族の子どもと、Bの家族の子どもの個体は「同じ」である。

●証明・・。A、Bの家族の子どもの個体は、どちらが「多い」、どちらが「少ない」ということはない。

この個体という「形」を結びつける「一義的な対応」の仕方(法則)が「自然数」の「同じ」という認識のしかたの「初め」だ。

●さらに、「同じ形」という認識が「いち」(1)という数の法則である。

◎「演繹」の思考で名詞文を書くには。

「演繹」のもとの概念は中国の「易学」から援用された概念です。

◎そこで、アリストテレスやカントの「カテゴリー」(範疇・はんちゅう)という概念をベースに思考するのが、基本になります。

ポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」は、そんなふうにして、さまざまな「法則」を証明してきました。

◎カントの「カテゴリー」(はんちゅう・範疇)・・・「純粋理性批判」よりの「系統的な法則性」の例。

●「量」・・・単一性。数多性。総体性。

●「質」・・・実在性。否定性。制限性。

[5840-3] 谷川うさ子 2021/02/08(月)19:52
   ●「関係」・・・付属性。自存性。原因性。依存性。

●「様相」・・可能性。不可能性。現存性。非存性。必然性。偶然性。

◎アリストテレスの「範疇」(カテゴリー)の系統的な思考概念の例。

●「実体」「量」「質」「関係」「場所」「時間」「「位置」「状態」「移動」「受動」。

◎これらは概念思考というべきものの法則です。
このような概念の系統をどこまでも辿る、というのが「演繹」です。

●この思考の延長で出会う「現実」が本当の「現実」というべきものであるのです。

◎日本人の「動詞文」は、こういう「カテゴリー」の系統的な思考をどこかの遠くの別世界のこととしています。

◎そこで、ポルソナーレは皆様に、こういう真理、真実になんとか心の目、知的精神の目を向けさせたいものだ、と、お世話になった恩返しの想いでお伝えしています。


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[2024/11/03 00:38] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子