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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・704号) (令和3年1月29日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
◎2月からは、「第三期」になります。
名詞文を書くための基礎講座(レクチュアー)をお伝えします。
●このニューズレター・第676号では、フォーム(Form)の形式の初めには「主題」(命題)を立てる、ということから名詞文を書き始める、ことを話ました。
日本人は、日本語が「動詞文」なので、脳の言語野は「時間性の言語領域」だけが働いています。自律神経は「副交感神経」が優先して働いています。
●注・「日本人の脳」には、思考(考える)というものがない」のは、「時間性の言語領域」しか働いていないため、です。(日本人は「思う」という脳の働き方で言葉を憶えたり、行動します)。
そこで、動詞文の言語領域にあって唯一、名詞の言葉であるのが「もの」「こと」の言葉であるので、「動詞文」しか使えない人でも「もの」と「こと」をつけた名詞文ならば誰でも「名詞文をかくことができる」という「関係意識」を生成させる戦略で「もの」「こと」の名詞文を書くことを指導してきています。
●提示された文例の「主題」は、「1」(数の「いち」)でした。
この「主題」を、「もの」と「こと」の言葉をつければそのまま「名詞文」になります。
●モデルの文例。
●「1」というもの。 ●「1」ということ。
◎解説。 これだけでは、「1」の内容だ不明なので「岩波国語辞典」で「1」(数の「いち」)について調べてみましょう、とご指導してきています。
すると、 ●「自然数」の1に、さらに「1」を加えて「拡張」した個の値、初めの「1」・・・「1」というもの。
●「自然数」の「1」にさらに「1」を加える、「拡張する」・・・「1」ということ。
となるでしょう。
ここでは「自然数」「拡張」「値」などが「もの」「こと」の内容・・・意味になります。
ともかく、「動詞文」の日本人でも、ここまでの「もの」と「こと」をつける「名詞文」ならばはどなたも書けます。「辞書」や「参考書」を調べれば、「名詞の対象」(主題)との関係意識がつくられることにここでの意義があります。
問題は、「もの」と「こと」をつけた名詞文だけでは「帰納」や「演繹」の名詞文はとうてい書けないことです。
「主題」の「1」(数の「いち」)について「岩波国語辞典」で説明されている「自然数」や「拡張」といったことの意味が不明だからです。
つまり、日本人はここで「分からないまま」にこういう意味だろうと解釈するか、「動詞文」で憶えた「パンの1」「リンゴの1」というように「一般化」している「数」の「1」をイメージして「こういう場面で1とカウントする」というように「動詞文」で「1」(数詞のいち)の説明にかかるからです。
いずれにしても、「自然数」「拡張」の説明する「1」(かずのいち)という対象は、ここで消えてしまいます。
これが、「母系制」の脳の働き方の始まりです。
「どうだっていいじゃないか」では済まされない問題です。「認知症」の始まり、「貧困の始まり」「精神分裂病の始まり」であるからです。 |