|  | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
 
 ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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 日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
 
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 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
 (第1期・611号)
 (令和2年10月20日)
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 こんにちは。ポルソナーレの田原です。
 
 ◎「自然意識」と「人工意識」について。
 
 ハンナ・アーレントは「人間の条件」(ちくま学芸文庫)にで「人工意識」とは「人工世界」であるとして説明しています。
 
 脳の働き方からみれば「空間意識」のことです。「名詞」「抽象名詞」が空間意識です。
 
 「自然意識」とは「植物」「天候」「自然現象」など有機的生命の循環のことです。
 
 温度、光、熱、というものの循環が「自然」の定義です。
 
 「循環」をとらえてニーチェは「永劫回帰」が「自然」の本質であるとしました。
 
 この「循環」が一般に「時間」といわれています。
 
 ハンナ・アーレントは「時間性」とは、「循環」の本質をとらえて、「主観」(人間の時間意識)と説明しています。
 
 「主観」とは「すぐに消えてなくなるもの」という意味です。
 
 この「主観」「時間意識」を言葉の形にしたときが日本語の「動詞文」です。
 
 だから、脳の働きからみれば「動詞文」は「どんなものでも「すぐに対象をこわして姿、形を無くす」ことを本質にしています。
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