谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
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[6302] 『谷川うさ子王国物語』勉強会のご報告 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2022/10/04(火)18:00
[6302-1] 『谷川うさ子王国物語』勉強会のご報告 谷川うさ子 2022/09/13(火)09:47
   9月6日(火)、7日(水)、9日(金)と、『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅶ、12ヵ月め、第3週金曜日から、第4週の木曜日までの学習を行いました。
●自己カウンセリングで「こと」の名詞は、どんなふうにつくるの?→ロックの第一の性質の『静止』と『凝固』が『こと』です(「静止」は、『もの』をとらえた場面、状態、状況のことです。「凝固」は、『もの』の対象の「くわしい内容」といったことです)。
●自己カウンセリングのフォーム(form)は、なぜ、レポートと論文を区別するの?→レポートは、経験の報告、説明です。
●自己カウンセリングのフォーム(form)で「論文=演繹」を、なぜ書くの?→ものごとの真偽を判断するのが演繹です(論文とは、自分の考えの主張、考えの表明のことです。「演繹」で主張することの法則をとらえて証明します)。
●自己カウンセリングのフォーム(form)で「帰納=5W1H」を書く理由は、なに?→名詞を中心に、5W1Hで書き表すと、妄想や神経症が治ります(フォームでは、「名詞文」を書くことが目的です。動詞文を避けるために「帰納=5W1H」の形式の上で書きます)。
●自己カウンセリングのフォーム(form)の「レポート=帰納」の正しい書き方は、何?→主題の経験を、『こと』(名詞)を中心に、5W1Hのルールのとおりに書くこと、です(「主題」にもとづく「経験」は『こと』の名詞を中心に5W1Hにもとづいて書くと優れた「名詞文」になります)。

今週は特に、ロックの第一の性質の「静止」と「凝固」の書き方、および、「帰納」(レポート)をさらに「演繹」(論文)で検証するのだということを学びました。来週で、パート・Ⅶ、12ヵ月めの学習は終わり、名詞文の勉強は終わりです。次からはパートⅠに戻り再スタートします。どうぞよろしくお願いいたします。

[6302-2] 谷川うさ子 2022/09/20(火)09:38
   9月13日(火)、14日(水)、16日(金)と、『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅶ、12ヵ月め、第4週金曜日を終えました。そしてパートⅠに戻り、第1ヵ月め、第1週の金曜日まで学習しました。

《パート・Ⅶ、12ヵ月め》
●自己カウンセリングのフォーム(form)の演繹の正しい書き方って、なに?→主題の現実の経験を、正しい知性として確立して、自立することが目的です(社会の現実の中の病理と闘える知性になります)

《パート・Ⅰ、1ヵ月め》
●日本人は昔から何をこわいと思っている?→遠い所にあるものです(遠い所にあるものとは、心の病や知的な対象も該当します。これが不安の実体です)
●日本人は、遠い所には何があると思っている?→雷さまです(恐ろしいもの、恐怖のもの、分からないので逃げ出したくなるものです。神様、魔物、オオカミ、雷、悪霊が典型でした)
●日本人は、遠い所にあるものには、何をした?→尊敬していた(結果的に、日本人は、恐ろしいものをあがめて、敬意を払っていました。日本語の尊敬語のルーツになっています)
●日本人は、遠い所にあるものを、どんな言葉であらわしていた?→ひらがなの『の』です(助詞の「の」を、「天の川」「大君の命」など、遠くのものの名称に付けていました)
●日本人は、遠い所にいる人を何て呼んでいた?→あの方、です(和語は、人間を呼ぶとき、相手を空間や位置などで言い表します。相手を人格の主体とは認識しません。日本人が人間関係で安心を得られずちょっとしたことで不安になり、うつ病になる理由の一つです)

谷川うさ子の感想です。名詞文を書くために、パート・Ⅶの10ヵ月めから12ヵ月めまで学習しましたが、難しく、自分は何か身に付いたのだろうか?と心もとなかったのですが、パート・Ⅰに戻りましたら、とたんに分かりやすくなり、ドーパミンが分泌されて、勉強が楽になりました。ポルソナーレではこれを勉強していたのか!と、目からうろこが出る思いになりました(谷川うさ子なのにこんなことを言っていいのか分かりませんが)。天国の田原先生が喜んでくれることを願って、パート・ⅠからⅦまで、順にもう一度たどって学習しなおしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

[6302-3] 谷川うさ子 2022/09/25(日)14:28
   9月20日(火)、23日(金)と、『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅰ、第1か月め、第2週の月曜日から木曜日までの学習を行いました。
●日本人は、昔から何を嬉しいと思っている?→垣根の内側にあるものです(垣根の内側とはメタファー(比喩)のこと。自分のいる場所、空間の中にあるものだけを安心とし、喜びを感じ、嬉しく思います)。
●日本人は、近くにあるものを、何と同じだと思っていた?→食べ物です(「煮て食おうと焼いて食おうと、私の勝手でしょう」という考え方です。相手は人間として「意思がある」という理解を持てません)。
●日本人は、近くにあるものをなぜ、嬉しいと思うのかな?→自分の身体の一部と思うから(日本人は、「感情」の安心の仕方を唯一の「安心の仕方」だと憶え込んでいて、子どもも恋人も夫も妻もみんな「パン」か「おにぎり」と同じものだと考えています。)
●日本人は、近い所にあるものを、どんな言葉であらわしていた?→ひらがなの『が』です(「我が君」「我が子」などのように、自分の近いものに「が」を付けてきました。今の日本語の文法にも生きています)。

今週は、特に、火曜日の、「日本人は、近くにあるもの、近くにいる人に対して、『煮て食おうと焼いて食おうと勝手』と考える」という箇所について、これは大変恐ろしいことであるという問題意識を、参加者の方と共有しました。日本人は、自分と他者の区別ができない、近くにいる人を大切にしない、他者を何もかも自分の思い通りにしたがるということの原因がここにあると理解しました(そうでない方、逆の方もたくさんいらっしゃいます)。このような問題意識を持ち続けて、これからも学習を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

[6302-4] 谷川うさ子 2022/10/04(火)18:00
   9月27日(火)、28日(水)、30日(金)と、『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅰ、第1か月めの第2週金曜日から、第3週金曜日までの学習を行いました。お疲れ様でございました。
●日本人は、近い所にいる人を、何と呼んだ?→おめえ、です(親しさが時には「侮蔑」に転じる典型です)
●日本人は、遠いものには、何をした?→近づかないようにした(恐いし、自分に害を及ぼすものであるからです)
●日本人は、遠い所にあるものは、なぜ恐がるのかな?→じぶんに害をもたらすから(「言葉の意味を調べることは大事だ」と聞いて、「そのとおりに実行しよう」と決めても実行しないことなどです)
●日本人は、遠い所にあるものって、何のことだと思っている?→自分を支配してシバるもののことです(社会のルール、きまり、約束の言葉も、遠い所にあるものだと長期記憶し、「エライ人まかせにした」ということです)
●今の日本人は、遠い所にあるものは、何のことと思っている?→心の病気のことです(心の病は「遠くにあるものだから、放置するし、手を加えてはいけないものだ」と考え、薬を飲ませて自然に、成行きのままに治るのを待つと考えています)
●今の日本人は、遠い所にあるものは、どうするのがベスト!!と思っている?→手を加えてはいけないと考えることです(「遠くの空間にいる人」に手を加える言葉や行動の仕方を教えてもらわなかったので、対人恐怖や対人不安が大量発生しました)

今週は、「遠い所にあるものは恐い」という考え方から、日本人の対人恐怖や対人不安に至ったという経緯を学習しました。遠い所にあるもの(人)と、尊敬の意識で正しくかかわらなければならないと再認識いたしました。来週は、引き続き、近いもの(家族や身近な人)に対する考え方、接し方を学んでゆきます。どうぞよろしくお願いいたします。


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[2024/11/21 22:29] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子