谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5503] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 きょうは、メールで、手で書いた名詞文の実践をお送りいただいたので、プライバシーを厳守して、コーチングのモデルを公開します。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2020/03/04(水)06:17
[5503-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 きょうは、メールで、手で書いた名詞文の実践をお送りいただいたので、プライバシーを厳守して、コーチングのモデルを公開します。 谷川うさ子 2020/03/04(水)06:16
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発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・396号)
(令和2年3月3日)
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こんにちは。ポルソナーレの田原です。

きょうは、メールで、手で書いた名詞文の実践をお送りいただいたので、プライバシーを厳守して、コーチングのモデルを公開します。

コーチングのやりかたは、はじめに、お送りいただいた名詞文の実際を再構成してご紹介し、次に、これへのアドバイスを解説ふうに説明するというふうにおこないます。

◎実践していただいた名詞文の内容。

●主題「もの」・・・安全というもの。
「こと」・・・安全ということ。

●経験5W1H・・・今、自分の職場は安全性が保証されていて、安心してはたらけている。

●レポート・帰納にもとづく事実の判断・・・・もよりの駅は工事をしている。現場は事故の内容の箇所を安全に封鎖して隔離している。

DVシェルターは、被害者が、加害者から危害をうけないように安全に守られている。

よって、安全ということである。

●論文 演繹レポート

安全ということは、損害、危害を受けることのない状態、悪いことがおきない安心な状態ということである。

なぜならば、職場でのパワハラがおきないように配慮されているじゃらだ。

車を駐車するときは、危険察知の自動ストップ制御が装備されている。

この状態は、すべて安心な状態だからである。

◎ポルソナーレのコーチングとアドバイスは以下のとおりです。

◎主題は「安全」です。

したがって主題の「安全」という抽象名詞の言葉の名詞文を2つつくります。

それが「安全というもの」ともうひとつ「安全ということ」です。


◎次に、「安全」という抽象名詞の言葉の正しい意味を手にいれなければなりません。正しい意味を定義するのは「もの」という抽象名詞です。

考え方はこうです。

A・
一般的には「物事が許容できないリスクを避けていること」「危険性がゼロであること」という概念で説明されています。

ポルソナーレがコーチングするのは、このような一般的な意味のイメージが、自分もしくは「あなた」の脳に思い浮かぶのか、どうか?です。

日本人は動詞文とその脳で思考するので、Aのような概念を読み聞きしても、ぱっと記憶から消えてしまいます。

脳の言語野は「短期記憶」の構造であるからです。

「短期記憶」とは「主観」のことで、水のように蒸発する、気温の高い室内にある食べ物が腐敗して消滅する、ということと同じ意味です。消えてなくなるというのが短期記憶の意味です。

[5503-2] 谷川うさ子 2020/03/04(水)06:17
   試しに、Aの文を今、読んだばかりで、ぱっとイメージできて正確に言葉にして言ってください、と問いかけても、正確に言える日本人は、ほとんどいません。

これが名詞文を書く最大の問題であるのです。

そこで「安全」という「もの」の「もの」のイメージを思い浮かべる文をつくり、これをもって「安全」の定義としなければなりません。安全という名詞の言葉の「実在性」といいます。

それはどうするのかといえば、自分の経験の場面での「安全」をイメージします。

安全のある場面、すなわち「もの」・・・・自分の
職場は全社をあげてパワハラ防止と改善に取り組んだ。内部告発を受け付けて告発して罰則を適用した結果、パワハラはなくなり、上位のものから下位のものへの発言はクリアなものとなり、安全な組織運営がおこなわれている。

◎この安全の場面を、どのように組織運営されているのか?を説明するのが「こと」・・・「安全ということ」です。場面にたいして「状況」といいます。

「安全ということ」・・・職場の安全の典型はパワハラのない上下関係のことだ。自分の職場はパワハラ防止法の施行を受けて、内部告発を受け付けて事実寛解の調査を行い、処罰を含めて改善した結果、パワハラにかんしては安全な職場に回復したということだ。

◎5W1Hのフィルターにかける。

政府は、パワハラ防止法施行した。当社でもパワハラ防止法を受けて調査と改善を、自分が命じられた。アンケートと聞き取りを行った結果、パワハラに該当する事案があり、厳罰を含めて上司による部下へのイジメはなくなった。

◎帰納

当社のパワハラは、上司による部下への暴言が連日つづくというものだった。上司の当人は、生産性の上がらない部下に反省を促す目的で教育の見地から行き過ぎてパワハラと診断されて自分もまた猛省したという。

◎演繹
パワハラとは上司から部下への暴言、暴行というのが現象である。

だが、パワハラと教育との境界はどこか?はかならずしも明確ではない。

昨年の10月から大企業での大規模のリストラが始まった。

生産性の低い、人件費の高い40代、50代の人が不要とされている。

すると、パワハラというのは、名詞の言葉を記憶できない低い生産性の仕事の能力を背景にしている日本型の損害や損傷というリスクの露出のことである。

◎続きます。


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[2024/11/25 07:29] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子