|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・185号) (令和元年8月4日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎きょうは、中国の言葉について少しお話します。
きのうは、韓国の言葉は、「ハングル文字」である、だから「動詞文」であることを説明しました。
アジアの言葉は、大野晋によれば、「インド・ヨーロッパ語」と、母型制の動詞文の言葉との2つに分かれて分布しています。
インド・ヨーロッパ語は、ラテン語などを根幹において、ドイツ語とか英語、フランス語などに枝分かれしているということです。
日本語(ヤマトコトバ)は、太平洋の南の島々から流れ着いた人々らの話コトバが大元になっている、という説が基調にあります。
吉本隆明の「母型論」を読むと、コトバの起源は、神話に共通性があることがよくわかります。
それは、主に、「国づくりの神話」「人づくりの神話」に分かれます。
「国づくりの神話」は、日本でいうと、「アマテラスの神話」です。
「人づくりの神話」とは、日本でいうと「瓜子姫神話」に至る「子供はどこから来たのか・・・遠い祖先がタウという霊になり、兄・妹の間に生まれる」というものでです。
ここには、子供は生まれるが、しかし、「国」(共同幻想)は生成されません。
◎中国は、漢字・漢語を生みだしました。
この漢字・漢語は、現実の事実という対象を図形的に視覚化しています。ゲシュタルト形態原理に見合っています。
だから、漢字・漢語の「音読み」は、英語とかドイツ語(インド・ヨーロッパ語の系統です)の「名詞」「抽象名詞」などの言葉と適合するのです。
違いは、概念の内容だけです。ギリシャ哲学の説明を基準に立てれば・・・推移律の「A・・・漢字・漢語」「B・・・ギリシャ哲学とかヘーゲル弁証法など」「C・・・英語・ドイツ語など」、と共通する同一性を見れば、名詞文であるという一点において「イコール」であることが分かります。
◎ところが、漢字学者の阿辻哲次によれば、中国は、漢字・漢語を、「同音代替」という仕方で、漢字そのものを簡略化しています。
「機」の「き」を、「机」の「き」に置き換える、という手法です。
だから「机器人」とは「機器人・・・ロボット」のこと、というように、発音の音だけをコトバにしている、と説明します。 |