谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5225] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎先日のこのニューズレターでは、ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」をフォーム(Form)の構成の形式をつかって実行するにあたり、「帰納」(きのう)の意味や、思考の仕方がよく分からない、というコーチングのお求めにお答えしました。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/07/05(金)21:21
[5225-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎先日のこのニューズレターでは、ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」をフォーム(Form)の構成の形式をつかって実行するにあたり、「帰納」(きのう)の意味や、思考の仕方がよく分からない、というコーチングのお求めにお答えしました。 谷川うさ子 2019/07/05(金)21:21
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・155号)
(令和元年7月5日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎先日のこのニューズレターでは、ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」をフォーム(Form)の構成の形式をつかって実行するにあたり、「帰納」(きのう)の意味や、思考の仕方がよく分からない、というコーチングのお求めにお答えしました。


きょうは、帰納(きのう)という思考の仕方は、なぜ、必要なのか、をお話します。


今の時代は、パソコンとか、スマホなどのテクノロジーに仕事とか、知りたい情報を記憶させるので、人間は、帰納(きのう)法による思考などは行わなくてもすんでいる、と無意識のうちに思い込んでいるふしがあります。


では、テクノロジーの「人工知能」(AI)などを開発した当事者は、どう考えているのでしょうか。


●7月4日の日本経済新聞の「時論」欄に掲載。

ジェフリー・ヒントン(トロント大名誉教授・・・英国生まれ。英ケンブリッジ大学在籍時から、ニューラルネットワーク研究に取り組む。現在は、グーグルで、フェローも務める)の話。


AI(人工知能)がすべてのことをこなすには、時間がかかる。

現時点では、翻訳力は、驚くべきレベルだ。

とはいえ、機械は、まだ、すべての意味を分かっているわけではない。

いくつかの意味を分かっているだけだ。

たとえば、「トロフィがスーツケースに収まらない。なぜならば、それは大きすぎるからだ」という場合、「それ」はトロフィだ。


「トロフィがスーツケースに収まらない。それが小さいので」といえば、「それ」は、スーツケースだ。

大きなものをを小さなものに入れられない、という理解がないと、翻訳できない。

「それ」に男女それぞれの性別があるフランス語だと、もっと困難だ。

トロフィとスーツケースは、性も異なるからだ。

これらの例をグーグルの翻訳ソフトで試すと5割で間違える。

◎ジェフリー・ヒントンの説明の主旨

●AIには、判断、すなわち説明の能力はない。

●AIのアルゴリズムには、人間の脳の働きが行う認識にもとづく「ものごとを決めるルール」は存在しない。


●AIに記憶させる人間の経験と判断が、AI(人工知能)に判断させるのである。


◎おなじ日付の日本経済新聞の「経済教室」欄には、慶応義塾大学教授・山本勲が、AIと人間の「雇用」の問題に触れて説明しています。

主旨は以下のとおりです。

[5225-2] 谷川うさ子 2019/07/05(金)21:21
   ●AI(人工知能)を仕事に導入すると、どうなるのか。

人間の仕事に代わるところは、繰り返しの反復作業の仕事である。


AI(人工知能)に人間が行っていた仕事をやらせると、人間の側は、仕事の能力のレベルをさらに上げて高度にせざるを得なくなる。

新たな学びの能力が必要になる。


◎帰納(きのう)とは、「個別の特殊の事実のいくつかから、一般法則を見出す」という思考の仕方のことです。

先日の事例をモデルにしていうと、

A・・・父方の祖父は、80歳で老衰で死んだ。

B・・・父方の祖母は、91歳でがんで死んだ。

C・・・母方の祖父は、79歳でがんで死んだ。

命題の一般法則は、つぎのとおりです。


●人間は、高齢になると、老衰か、がんで死ぬ。だから、自分も、自分の父親も、母親も、高齢になれば老衰か、がんで死ぬ。


◎これくらいの判断ならば、AI(人工知能)のアルゴリズムは出来るだろうと思う人は多いでしょう。


しかし、高齢とは、何歳のことか、老衰とは、どういう要件のことか、がんで死ぬとはどういうことなのか、などの因果の認識をデータにくりこむとなると、そこには、視覚の知覚や、視覚の知覚の認知のパターンは巨大な経過や進行の仕方があります。


まず、脳の自律神経の交感神経と、首から下の交感神経の働きかたの傾向と、その必然、といったことの認識が必要です。

こういう判断のための認識は、AI(人工知能)の丸暗記の働きの埒外にある、と説明されています。


日本人は、日本語が「動詞文」なので、名詞の言葉や抽象名詞の言葉を「記憶」することができません。どんな言葉でも、「記号」として「丸暗記」して、行動をかろうじて可能にしているだけです。

これは、AI(人工知能)をパソコン、スマホなどの「ワープロソフトの丸暗記」と比べてみると、人間は、丸暗記そのものが無化されている、無思考に押し流されていることを意味します。

職を失う、ばかりか、目、耳の交感神経が止まり、年齢とはかかわりなく老衰か、がんかで死を招いているという現実に立たされています。

◎こういう事態をよく理解して、推移律の練習から、帰納の練習を行い、フォームを完成させてください。


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[2024/11/26 02:50] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子