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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・154号) (令和元年7月4日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の実技の「フォーム」(Form)を手で書く、という実技のなかで、「帰納」(きのう)の書き方がよく分からない、というコーチングのレクチュアーの申し出を受けました。
こういうお申し出は、現在の日本の中の誰もが、スマホ、パソコンの画面を見て、適当に検索してわかった気になるテクノロジー状況のなかでは、自分の現実が見えている人の大変貴重な知的な行動です。
おそらく、どなたも同じようなカベに突き当たり、質問の意欲ももてないままに無思考のつくる幻聴の地盤沈下の成り行きにまかせているとおもわれますので、どのように、レクチュアーしたのかを、公表できる範囲で、ご紹介します。
◎「帰納」(きのう)とは、思考の仕方のことです。
どのように思考するのが「帰納」なのか、といえば、いくつかの「事実」(特殊の現象のことです)に共通する一般法則を証明する、という思考の仕方です。
●例
A・・・父親方の祖父は、80歳でがんで死んだ。
B・・・父親方の祖母は、70歳で、老衰で死んだ。
C・・・母方の祖父は、82歳で、老衰で死んだ。
D・・・母方の祖母は、90歳でがんで死んだ。
(以上が、命題です)。
A、B、C、Dに共通する一般法則は、「人は誰でも、老化すると、老衰か、がんで死ぬ」である。
●帰納による「一般法則」・・・自分は今、若い。自分の両親も健在である。だが、自分も、父親も母親も、高齢になれば、老衰か、がんで死ぬ。
●A、B、C、(D)、の事実は、推移律では、イコールでした。このイコールとは、「同じ」という意味です。
「同じ」とは、「共通する法則がある」ということです。
ここでは、「高齢になる」「老衰」「がん」「死ぬ」などが、「一般法則」にあたります。
●推移律では、A、B、C、のそれぞれのイメージが思い浮かぶことが大事である、と説明しました。
●帰納の場合も、A、B、C、D、のそれぞれのイメージが思い浮かぶことが大事です。
A、B、C、D、のそれぞれのイメージが思い浮かべば、A、B、C、D、に共通する法則の「高齢」「老衰」「がん」「死ぬ」などもイメージできるはずです。 |