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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・119号) (令和元年5月30日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
●ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」の「自己カウンセリング」を実践することの意義と、誰にも、今の時代と社会では、「フォーム」の構成の形式をもちいて実行出来る、出来ない、とにかかわらず、これだけは必要、という趣旨を説明します。
◎わかりやすい事例をあげてお話します。
◎昨日の令和元年5月28日、川崎市多摩区・小田急登戸駅の付近で、市立カリタス小学校の送迎バスに乗り込もうとしていた児童らを51歳の男が包丁を手に持って襲い、大人を含む児童ら19人を殺傷すると言う事件が起こりました。
●大人一人、児童一人が被害にあって死亡、大人一人、児童16人が重軽傷を負ったと報道されています。
◎この事件のあらましは、すでにニュースの報道を見聞きしてどなたもよくご存知のとおりです。
◎容疑者は、川崎隆一(51歳)で、事件を起こしたその現場で、自らも刃物で自分の首に切りつけて、救急車で病院に運ばれましたがまもなく心肺停止で死亡したと報じられました。
●容疑者の岩崎隆一の自宅の近くに住む住民の話が報道されています。
「岩崎は、小さい頃、両親が離婚した。本人は、数十年前から叔父夫婦と暮らしていた。
身内にカタリス小学校の出身者がいた。
岩崎も入学を希望していたが、学力が足りず、入学はできなかった。
岩崎は、大人になってから、あの時、カリタスに行っていれば・・・と後悔していたようだった」。
◎この事件は、18年前の2001年6月に大阪府池田市で発生した「大阪教育大付属池田小学校事件」と類似している。(報道の解説によります)。
宅間守死刑囚(当時37歳)もまた、池田小の受験を断念した経緯がある。これが妬み、学歴コンプレックスに変わり、児童8人が殺害された、と判断された。(報道によります)。
◎こういう事件を見て、なぜ児童たちを殺害する事件を起こすのかという問いの答え・・・その動機は、容疑者の過去の経験への恨みが転化した、という理解のしかたが日本人に特有のものです。
●欧米人にはこういう個人の過去の恨みを成人した現在、社会への恨みにすり替えるというケースはあまり聞かないので、日本人にだけに特有の動機であるといえます。
●ではなぜ、こういうふうにねじまがった病的な行動のためのコトバ(幻聴です)を日本人は語るのでしょうか。
●なぜ、という問題意識をもつことがないから、同じような事件が起こるし、動機をネジ曲げてしゃべるコトバは、介護とか、子どもの虐待などに形を変えて毎日、発生しているのです。
●川崎市・カリタス小学校の児童殺害事件は、容疑者が自殺しているので、本人はどういうコトバで自分とはなんの関係もない児童たちを襲い、刃物で殺害する行動を起こしたのかの本当のコトバは聞けないという事態になっています。
●しかし、はっきりしているのは、殺害された人たちと容疑者との間にはなんの一義性もないという現実です。 |