[3854-7] 谷川うさ子 2016/02/02(火)14:01 修正時間切れ
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この「バーチャル」(仮想空間)からあふれ出て、リアル(現実)の中にあらわれるのが、全く新しい周辺症状の「異常行動」です。それは、「仕事」「恋愛」「結婚」「社会生活」の中で、「自分の行動を壊す」「他者の行動を壊す」というように現われています。
五、「Ayukoさん」がご質問なさっている「認知症(痴呆症)」の人との「意思疎通」とは、高齢者だけではなく、若い人にも多い「バーチャル」(仮想空間)で「見ること」「聞くこと」の「行動の止まり」をあらわしている人もカテゴリーに入ります。
改善を目的にした「話し方」は、次のとおりです。 ●例……「入浴してほしい」という「行動」の求め方 ◎ブルガリア方式で「認知的不協和」を脳の中につくり出す。 「お風呂に入れば気持ちがいいと思う」という言葉を一日、5回、話す。(相手の顔、目を見ながら話す。相手が、返事をしてもしなくても、また、話し手の顔、目を見ても見なくてもかまわない、とする。)
◎これを「入浴すること」が実現するまで、一日、5回、話しつづける。(脳の中の長期記憶の空間構造が働いて、やがて、入浴する。負のイメージを排除するという「認知的不協和の法則」が働いて改善される。)
◎「入浴しなさい」など、命じたり、強制はしない。「幻聴」は、このような「ルール」や「規則」を壊すことを本質にしているからである。
●以上のとおりにお伝えします。ぜひ、楽しくおこなってください。 |
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