[3865-2] 谷川うさ子 2016/02/03(水)13:24 修正時間切れ
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人間は、退化するとこんなふうに、犬か猫と同じになるんだなと思い、ゾッとします。
わたしは、風呂に入るとか、部屋を掃除するとか、顔を洗うとか歯を磨くということが恐いのです。考えただけでも心の中が空虚になり淋しくなります。部屋の中がゴミだらけになると、とてもにぎやかで、豊かな気持ちになるのです。テレビの番組でゴミ屋敷のことが放映されていました。その人の言っていることがとても変だったので、自分もこういう結末を迎えようとしているなと思います。
わたしは、自分でも調子がいい、とっても良くなったと感じるときがありました。 そこで、家の外に出てアルバイトをしよう、公務員の試験を受けて就職しよう、こんな生活から脱出しようと思いました。
アルバイトは、1ヵ月半くらいしました。すると、自分がちっとも良くなってなどいなくて、もっとひどい状態にあることを痛感します。周りの人がひどく気になり、意味不明のことを笑いながら早口でいつまでもしゃべり出して、止まらないのです。人が変に思っているだろうと思うとぎこちなく動作が不自然で、ブツブツとひとり言を言いながら同じことをくりかえしているのです。 外に出ることが辛くなり、非常に苦痛になりました。
常に、他人との間に違和感を感じて本当の自分がどういうものか?が不安です。何かを見て、何かを思っても、本当に自分はこう思っているんだろうか?と自分自身を信じることができなくなっています。 毎日、身体のどこかがピクピクと勝手に動きます。 ネットの画面を見ているときだけ、何かを見ている、何かが分かった、という気持ちになれています。
《ポルソナーレのカウンセリング》
相談の事例の河野健三郎さん(仮名)の説明で、いちばん重要なところは、「子どものころ、母親は夜になるといつも酔っぱらっていた」というところです。 脳の働き方から説明すると、世界中のどの男性も、母親から「認知する」能力を学びます。「認知」と「認識」は違います(間違えないでよね)。 「認知」は、「目で見る」「耳で聞く」、そして「行動の対象をあるがままに分かる」ということです(ゲシュタルト原理が働く、客観ということの本質の三次元が分かるということなんだよね)。 母親が「デタラメをしゃべる」「意味不明の曖昧な作り話をしゃべる」「ものごとの正しい法則をわざわざ否定して嘘話をしゃべる」と、男の子は、相談の事例の河野健三郎さんのような「幻聴の男性」になるのです。 女性だって「幻聴」という「言葉の壊し」「行動の壊し」「目で見たことをいちいちねじ曲げてもっともらしく、楽しげにしゃべる」という脳の働き方を働かせつづけます。
「就職しても会社を1ヵ月で辞める。アルバイトをしても人間関係にあるルールをわざわざ壊す、家の外に全くでない、家の中をゴミだらけにする、といったような重大な問題を抱え込むようになったのは、インターネットの『ネット検索』が、脳の中に『バーチャル』(仮想空間)を生成したからです。 『バーチャル』(仮想空間)とは、『幻覚』と『幻聴』を完結させるのです。 たとえていうと、ちょうど、『廃棄すべき食品』(ゴミ)と本質はどこも変わりません。全く同じものです。 脳の中で、視覚と聴覚は共時していて、さらにウェルニッケ言語領域に支えられています(右脳・実像という部位のことです)。 だから、幻聴(言葉を攻撃的に壊すこと)、幻覚(目で見たものを憶えないばかりか、ごく表面の色とか味とか匂いしか見えない)ということは、どんな手、足、指の行動(触覚)も、子どもが積み木を崩すように手でパッと払い飛ばして壊すんですよ」 と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。 |
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