[3871-3] 谷川うさ子 2016/02/23(火)13:20 修正時間切れ
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このような子どもが、小学生になっても、中学生になっても、成人した大人になってもスマホ、携帯電話、パソコンを持って「ネット検索」をおこなうと、画面(ディスプレー)には、「おやつに入りなさい」と同じ選択のパターンで表示された文字、文、画像、ラインやチャットの言葉、ゲームを見ます。
これは身体の目が見るので「見た」(本当のことだ)とナットクします。それまで自分の頭に浮ぶイメージは、形が不鮮明ですぐに消えていたものが、ディスプレー(画面)にはいつまでもピカピカとカラーで分かりやすく現われるので、生まれて初めて「ものを見た」「ものを考えた」という気分になります。 この画面(ディスプレー)に出ている文、文字は全て「幻覚」であることがよく分かるでしょう。
パソコン、スマホ、携帯電話を持っていない時は、自分の目、耳は、リアル(現実)の中で、「何も憶えられない」「人の言っていることがよく分からない」「人の目が気になる」としか思えていなかったのに、テクノロジーのアルゴリズムが自分の「幻覚」のとおりのことを表示させれば、自信満々になります。日本語の「内扱い」は「自分の欲や感情を自分で尊敬する」という脳の働き方をつくり出します。スマホなりパソコンなり、携帯電話なりを手離さなくて道を歩いても、一日3時間も画面を見つづけて社会生活や日常生活が破綻しても、それは「自分の幻覚を見つづける行動の所産」なので尊敬されるべきことだと、イバるということが新しくつくられます。これが要介護に至る認知症の周辺症状です。 小学生、中学生から始まっていることがよく分かりでしょう。
画面(ディスプレー)に「幻聴」が表示されるケースがもうひとつの周辺症状です。これは、社会現象の事例の中の「トイレ、入浴、食事以外、ぜんぶスマホを見つづける20代女性」のケースです。生きていくこと、人生、社会生活、財産、収入の全てを壊すという「幻聴」を表示させることが特徴です。 「母親が作り話をしゃべる」「母親がウソの話をする」「母親が笑い声を出しながらしゃべる」などが原因です。
いずれも対策の基本は、「話す相手の顔を見ること」です。 ポルソナーレは、日本人の認知症の対策の予防、改善の仕方を脳の働き方を変えることで可能にしています。 |
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