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電車に乗るとパニックに なる、という人がいる。 心臓がドキドキして 冷汗、目まいが してくるというものだ。 刃物が怖い、高い所が 怖い、不潔に 恐怖をかんじる 強迫神経症も同じカテゴリーにある。 脳の働き方の原因と 対策を教える。
《相談の事例》 「わたしは、人ごみの中が怖い、電車の中では不安になり、目まいがする広場恐怖症です「」 (松本真理子(仮名)、女性、28歳、アルバイト)
わたしは、大学を卒業して教員採用試験にとりくんでいたころ、デパートに出かけて、目まいがして倒れそうになりました。 疲れか睡眠不足のせいかだろうと思い、次の日には電車に乗って出かけました。すると、電車の中の人混みが怖くなり、一人ぼっちという孤独感に襲われて不安がつのり、心臓もドキドキして、冷汗が出て目まいが起きて倒れそうになりました。
この日から外出ができなくなりました。今年になって歩いて20分くらいのところのスーパーにアルバイトに出られるようにはなりました。 それも緊張しながらの外出とアルバイトでした。
わたしには、広場恐怖症だけではなく、高い所が恐怖、先のとがった刃物恐怖、不潔恐怖の症状があります。
《ポルソナーレのカウンセリング》
「電車の中が怖い」「高い所が怖い」「狭い部屋が怖い」「先のとがった刃物が怖い」「不潔なものが怖い」などはパニック障害ともいわれています。
脳の働き方からみた原因は、生育歴の中で、母親が「子どもの顔、目を見ない」「ソッポを向いて話す」そして、「作り話をしゃべる」ということです。母親が「子どもの顔、目を見ない」と、子どもは、目、耳の交感神経が働かなくなり、副交感神経が優位になります。 すると、「行動を起こす」という欲(性欲)は、人間関係を否定する「欲のあらわし方」にシフトします。欲の脳の視床下部で「外側核」の食べたい欲の中枢神経で人間関係と社会などと関わる行動をつくり出します。 外側核は、「食べたい欲」の中枢神経です。 副交感神経が支配します。イバリや攻撃の感覚をつくる生化学物質のセロトニン、アセチルコリン、プロスタグランジンなどを血管の中の血流に滞留させて、相手、社会、複数の人間を否定する言葉を言いあらわします。 |