[3896-2] 谷川うさ子 2016/04/29(金)13:04 修正時間切れ
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対人恐怖症は、「人が嫌い」など、直接、人間関係にかかわる症状と、「人の視線が気になる」「人の気配を意識して気にする」という「強迫観念」に分けられます。 そして、「緊張して首から上の頭が動く」、「人が見ていると思うと食事も摂れず、水も飲めない」「音楽を最大音量の音で聞く」というのが「強迫行為」(神経症)です。 すると、対人関係の中の「嫌い」「避ける」「怒る」などというのは「強迫観念」か「強迫行為」(神経症)をつくり出す「生産現場」ということになります。 日本人の人間関係は、「強迫観念」か「強迫行為」(神経症)のとおりの脳の働き方をつくり出すための関係であるのです。 人間は、行動をおこないます。仕事や勉強の生活の中のことについて行動します。この行動の仕方を、人間は、人間から学びます。学びの始めの人は「母親」です。
日本人にとっての「対人恐怖」の病理とは、その人が、日々、どう行動するのか?ということを「学ばない」「教えない」「学んでも受け取らない」、そしてこれらの反対に「学ぶ」「受け取る」「教える」ということがあります。
強迫観念とは、不合理と思えるイメージが消えることなく脳の中に思い浮びつづけることをいいます。 強迫行為(神経症)とは、脳の中に思い浮べるイメージを「不合理だとは思わない」「正当なイメージであると思う」と思い浮べて、そのイメージのとおりに「行動すること」をいいます。
日本人にとって、仕事、学校の勉強、資格の取得の勉強、学歴のための勉強などの行動の対象は「強迫行為」(神経症)の行動でおこなわれます。 こういうと「そんなはずはない」と不満に思う人も多いでしょう。 「仕事は強迫行為で成り立たせられている」ことの証拠は、行動の対象(目的)の「名称」「名詞、抽象名詞」を言えますか?そしてその名詞、抽象名詞の正しい意味を説明できますか?と問うと、90%以上の人が「知りません」と答えることがあげられます。 仕事、勉強のように行動の対象が無いのに「行動する」というのが「強迫神経症」です。「不潔恐怖症」とか「一ヵ月も入浴しない」、「不眠症」「スマホの見ながら持ち歩き」「オンラインゲームを毎日、おこなう」などが「強迫神経症」の例です。
「ポルソナーレに入会して、特別の個人指導を受けました。 わたしの場合は、母親がわたしに父親のグチを話したことで強迫行為(神経症)になったということです。 父親を嫌ったのは、強迫神経症の行動の対象がないのに、機械的な行動をくりかえすという常同症でした。 その対象がないのにただ行動を反復させるというのが、音楽の音量を大きくして聞きつづけることでした。アドバイスにもとづいて実行したら、約1ヵ月で強迫神経症も軽減しました。 今では、父親とも笑顔であいさつができるようになって、毎日が安定しています」 と感謝、感謝の言葉を語るのは、川本友香理さんです。
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